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世界遺産構成資産の集落(春日集落)の持続的な維持・発展に係る課題等検証事業
2021-06-28
世界遺産構成資産の集落(春日集落)の持続的な維持・発展に係る課題等検証事業
共同研究先:長崎県世界遺産課
概要及び成果:
研究の目的、背景、概要:
文化的景観の継承のために、その担い手となる地域住民が地域の景観の重層性を認識し、外部の支援者と共に継承の手法の対話を重ねていくことが必要であるが、地域住民自身による日常景観の発見は困難であり、春日集落の世界遺産登録準備の中で行われた地域の宝調査においても十分な発見が為されたとは言い難かった。
そこで、地域外部の若者である学生の視点から調査を行うことで、今後の対話の素材となる日常景観要素の発見を図った。
今後の展開
研究期間中は新型コロナウイルス感染症対策のため地域住民との共同作業やインタビューが実施できなかった。今後は発見された日常景観をもとに住民も交えた調査と、住民意識の確認を行い、更なる景観要素の整理を図る。
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