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 現在の仕事内容について教えてください。
 私は現在、ICTの利活用促進を担当しています。具体的には、九州のICT利活用を促進するセミナー・イベントを開催したり、Beyond 5G(6G)の研究開発を促進したりです。
 セミナー・イベントの開催では、ICTの最新トレンドを紹介する「九州ICTセミナー」、研究者等のICT研究開発を支援する「ICT研究開発支援セミナー」、九州でのローカル5Gの利活用を促進する「ローカル5Gシンポジウム」等をこれまでに開催しています。
 B5Gの研究開発促進では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と連携し、研究開発事業を通して、先進的かつ斬新な技術の実用化や最先端のICT研究者の育成等を支援しています。

 就職活動開始から内定までの大まかな流れを教えてください。
 大学3年次の5月より公務員専門学校に通い始め、7月頃に長崎県庁に2週間程度インターンシップに参加いたしました。大学4年次の8月に国家試験に無事合格し、10月に内定をいただきました。

 今後の仕事における目標について教えてください。
 情報通信分野を所掌する国家機関ということもあり、働くうえで通信や無線等の知識が必要不可欠です。そのため、陸上・海上・航空分野の無線従事者資格取得を通して、働くうえで必要な知識を自主的に身につけていきたいと思っています。
 もちろん、職場での研修を通して得られる知識もありますが、情報通信分野では多くのことが日々新しくなっていくため、国家資格取得を通して最新の知識や情報等に目を向けていき、今後の仕事に取組みたいと思います。
今後も日々進化する情報通信分野の知識や情報を研修以外でも自主的に学び、さらにスキルアップをしていきたいと話す山口さん。

先輩からのひとこと

今後の人生を豊かにするきっかけが大学生活の中には沢山あります。

 学生支援課の方から、現在の就職先を紹介されたのが今の仕事に就くきっかけとなりました。人物試験の面接対策で学生支援課の方とお話しする中で、卒業した公務員志望学生の就職先を教えていただき、総務省九州総合通信局を知りました。
 職員の方から紹介されなければ、受験することは無かったかもしれません。結果論にはなってしまいますが、今の職場にとても満足しているため、今考えると人生の大きなターニングポイントだったと感じています。
 どこの大学でも言えることですが、大学4年間をどう過ごすかで、今後の人生が大きく変わると思います。そのため、4年という長いようで短い時間の中で、サークル・ボランティア・アルバイトなど様々な経験をすることをおすすめします。「めんどくさい」・「やりたくない」と思うことも、「とりあえず挑戦してみる」。そんな心持ちで何事にも「経験」することがとても大事だと思います。今後の人生を豊かにするきっかけが大学生活の中には沢山あります。そんなきっかけを長崎県立大学で見つけていただけると幸いです。
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