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情報システム学科
Department of Information Systems
情報システム学部 / シーボルト校
情報分野の第一線で活躍できるプロを目指す
情報技術分野と情報デザイン分野を横断的に学び、時代に合った即戦力を身につけます。
情報システム学科の様子
報技術とシステムデザインを講義と演習で着実に学修
情報システム学科では、情報技術に関する科目と、情報デザインに関する科目を設けて多様な学びを提供しています。
前者ではコンピュータやネットワークの仕組み、ソフトウェアやWebの技術などを修得し、後者ではグラフィックやサウンド、3次元CGやアニメーションなど、様々なデザイン分野の知識を幅広く学びつつ、それを受け取る人間の感性や認知に関わる理論も学修できます。
更に専門知識を学ぶ講義科目だけではなく、実際の成果物の作成に取り組む演習科目が数多く開講されているので、理論と実践の両方の力を身につけることができます。
教育目的
情報システムに関する広い視野と知識を備え、システム開発のプロフェッショナルとして活躍できる人材を育成します。具体的には次のような分野で活躍できる人材です。
○システム開発にかかる知識や技術を有し、情報技術分野で幅広く活躍できる人材
○感性豊かな実践的創造力を有し、情報技術を駆使してデザイン分野で活躍できる人材
学びのポイント
01.情報化社会で高い専門性を発揮
卒業後は企業の第一線で活躍できるプロの情報技術者の育成を目指し、プログラミングやネットワーク構築など情報システム開発に必要な専門知識・技術を学ぶとともに、CGや映像制作、Webデザインなどデザインやコンテンツ制作についても学ぶことで、情報技術分野や情報デザイン分野で幅広く活躍できる力を身につけます。
02.企業と連携した実践プログラム
社会で即戦力として活躍できるよう、通常の授業に加えて、IT関連企業から講師を招いて業界の最新情報などを学ぶ企業研究や業務内容を深く体験できる企業インターンシップを実施し、企業と連携した実践的な教育を重視しています。また、学生と企業による共同研究も積極的に行っています。
求める学生像
~ 情報システム学科のアドミッション・ポリシー ~
システム開発、プログラミング、ネットワークなどの情報技術に強い関心を持つ人
多様なコンテンツを制作する知識を深め、情報デザインのための技術や感性を高めたい人
情報技術や情報デザイン技術の活用により問題解決を図ろうとする意欲を持つ人
学科長メッセージ
片山 徹也 学科長
学科長
片山 徹也
専門分野:デザイン学、色彩情報
学位:博士(芸術工学)
心の豊かさも満たす新世代のIT人材へ。
社会の高度情報化に伴うDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や働き方改革により、社会全体のIT化・デジタル化が求められ、情報システムの重要性は高まっています。
こうした中、利便性だけでなくユーザの心の豊かさも向上させるIT活用が重要と言えます。本学科の特色は、プログラミング等の情報技術の専門知識を基盤としながら、情報の伝え方やコンテンツ制作等に関わるデザイン分野も学ぶことができる点です。
本学科で学ぶ皆さんが情報技術と情報デザインの実践力を幅広く身につけ、これからのIT人材として活躍されることを願っています。
講義内容ピックアップ
知能情報学
知能情報学
人工知能に関する工学的基礎概念とその方法論を学びます。また、計算機による知能の実現に関する哲学的考察や、実社会での応用可能性についても紹介し、人工知能に関する基本的な知識を身につけることを目指します。
単なる理論だけでなく、実際に学習・判定アプリケーションも作成します。ニューラルネットワークに関しては、パーセプトロンから現在注目されているディープラーニングまでをカバーします。
データベース演習
データベース演習
データベースソフトウェアMySQLを使用した実践的なシステム構築能力を身につけます。具体的には、SQL言語の基本的な機能を復習した後、実際にデータベースを構築し、ODBCなどのコネクタとプログラミング言語を使ってデータベースを操作する実践的なスキルを修得します。
特筆すべきは、民間企業での実務経験を持つ担当教員が、実務に即した解説や演習課題を提供することです。この時、演習課題は複数人のグループでより実践的に取り組みます。
4年間のカリキュラム
情報システム学科 カリキュラム
※卒業要件として修得すべき科目には、検定試験合格等が修得要件となっている次の科目も含まれます。
 「情報技術演習」(ITパスポート試験等、CG-ARTS検定)、「情報システム演習」(基本情報技術者試験等、CG-ARTS検定)
※2023年度のカリキュラムです。 
4年間のカリキュラムの流れ
1年次
情報技術と情報デザインの基礎を学びます。
コンピュータの基礎とともに、デザインの基礎についても学びます。
・コンピュータアーキテクチャ
・プログラミング基礎演習
・デジタルコンテンツクリエイションⅠ
2年次
ソフトウェア開発やコンテンツ制作技術を学びます。
アルゴリズム、プログラミング、Web、画像処理、CGなどを学びます。
・データ構造とアルゴリズム
・コンピュータグラフィックス
・ヒューマンインターフェース
・オブジェクト指向プログラミング基礎演習
・情報デザイン論
3年次
データ分析やコンテンツ制作を実践的に学びます。
システム開発、コンテンツ制、データを分析などを実際に行います。
・多変量解析
・感性情報学
・Webデザイン演習
・CGアニメーション
4年次
卒業論文としてさまざまな課題に取り組みます。
これまで学んだことを活かして、学術的・社会的課題に取り組みます。
・卒業論文
取得できる資格・免許など
  • 情報処理技術者試験[国家試験]
    (ITパスポート試験、基本情報技術者試験など)
  • CG-ARTS検定エキスパート資格
    (Webデザイナー、CGクリエイター、CGエンジニア、画像処理エンジニア)
想定される進路
SE(システムエンジニア)、ソフトウェア開発・設計、 IT専門技術職、情報コンテンツ制作(WEB・映像・CG・ゲームほか)、公務員 など
業種別就職状況(単位:%)※令和6年度卒業生実績
地域別就職状況(単位:%)※令和6年度卒業生実績
主な就職先※令和6年度卒業生実績
インテックス、京セラコミュニケーションシステム、新晃工業、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン、メディカル・イズシー、メモリード、リコーITソリューションズ、リージョナルクリエーション長崎、あいち知多農業協同組合、SCSKニアショアシステムズ、NTTデータフィナンシャルテクノロジー、熊本県土地改良事業団連合会、KSK、システムインテグレータ、ソフトバンク、日立情報通信エンジニアリング、日立ソリューソンズ・クリエイト、マツダ
ゼミ紹介
金子照之教授
情報システム学部 情報システム学科 教授
金子 照之

#数理的造形
|金子ゼミ|
自由な発想による描画アルゴリズムで
数学と芸術を融合させた画像を探る
私のゼミでは、コンピュータならではの数理的造形を研究しています。
フラクタルやカオスなど、簡単な数式を膨大に繰り返して描画する数理的造形は、まさに数学的手順によって生成されるアートです。
手作業では困難な描画アルゴリズムを自由な発想で考案し、試行錯誤しながらプログラミングを行って出来上がった画像を観察。
アルゴリズムやプログラムを何度も調整しながら、新たな画像を探ります。
自作プログラムによって数学と芸術を融合させたような画像を描くことは、自由気儘なアートの楽しさが感じられます。
気負わず継続することで、思いがけない発見が生まれます。
学生メッセージ
 MESSAGE / 学生

情報技術とデザインを融合
教員のアドバイスが力となり
先端的な知識を深める
情報システム学科 3年(取材時)
福岡県 出身 前川 暖花さん
 なぜこの学科を選びましたか?
 私は高校で情報分野を学ぶ中で、情報化社会がもたらすメリットに魅力を感じると同時に、デジタル技術の進歩がすべての人に平等でないことも実感していました。
特に祖父母がスマートフォンの操作に苦労する姿を見て、情報格差の問題に強い関心を持ちました。情報技術とデザインを融合させ、こうした課題に取り組めるため、情報システム学科を選択しました。

 現在学んでいることや学科の魅力は?
 現在はプログラミング言語の基礎や、色彩学を含むデザイン分野など、様々な領域について学んでいます。情報システム学科では、知識を得るインプット型の講義と、それを活かして制作するアウトプット型の講義が連携している点が魅力的です。
専門知識を持った先生方にアドバイスしてもらいながら、実践的なスキルを身につけられる環境が整っています。

 長崎県立大学に進学して良かったことは?
 資格取得のサポートが充実していることです。
基本情報技術者試験をはじめとする情報分野だけではなく、Webデザインや色彩学など、幅広い分野の資格にチャレンジできる環境が整っています。
また、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨することで、モチベーションアップに繋がっています。
PICKUP!
\ 注目の講義 /
情報デザイン論
実際の事例をもとに自ら考えデザインする
身近な製品やUI画面のデザインプロセスを学び、演習を通じて実践する講義です。
理論を学んだ上で実際にデザインを行うことで、知識をすぐに活用しながら深めることが可能です。
試行錯誤を重ねる過程も面白いです。
 MESSAGE / 学生

さまざまな資格に挑戦しながら情報分野の第一線で
活躍できる実践的なスキルを修得
情報システム学科 3年(取材時)
長崎県 出身 森 藍利さん
 情報システム学科の魅力は?
 高校生の頃から情報分野を学んでいた私は、大学でも情報以外の新しい知識を学び、創造力や問題解決力も向上させたいと考えていました。本大学の情報システム学科は情報とデザインの両分野を学ぶことが可能です。こうした他大学にはない特徴に魅力を感じ、進学を決めました。

 長崎県立大学を選んだ理由は?
 現在はプログラミング言語を中心に学びながら、ホームページを作成したり、パソコン上で絵を描いたりしています。プロも使用している編集ソフトでデザインを考えたり、画像編集をしたりすることもあります。将来は、自分の作品やアイデアを残すことができるクリエイターとして活躍できればと考えています。

 長崎県立大学に進学して良かったことは?
 資格取得のサポートが充実しているところです。通常の講義後に資格対策講座が行われ、参考書の貸し出しや提供もあります。また、資格によっては取得後に奨励金が支給されます。質問に対して丁寧に答えてくれる先生方が多く、新たな資格取得に挑戦しやすい環境が整っています。
PICKUP!
\ 注目の講義 /
グラフィックデザイン
感性を磨きながらデザイン制作を学ぶ
編集ソフトを使ってデザインについて勉強します。指定通りにデザインするのではなく、学生が自由に制作することが可能で、色々な機能を使うたびに新たなデザインに挑戦できる講義です。毎回受講するのが楽しみでした。
 MESSAGE / 学生

今まで考えたこともなかった未知の分野に
足を踏み入れた面白さを覚えました。
情報システム学科 2年(取材時)
長崎県 出身 濵本 悠太さん
 情報システム学科の魅力は?
 高校までパソコンに触れる機会が全くなかったのですが、プログラミングやWebサイト制作の講義を受ける中で、身近にはあったけど今まで考えたこともなかった未知の分野に足を踏み入れた面白さを覚えます。
また、ITパスポートなどの資格取得ができる環境が整っていることや、パソコン室が多く、自学もしやすいことが魅力だと感じています。

 長崎県立大学を選んだ理由は?
 最初は工学に興味がありましたが、パソコンやスマートフォンなどの情報機器はどのような作りになっているのだろうという昔からの疑問があり、その疑問を解決できそうだったのが情報システム学科でした。
演習設備が充実していることや、自分の疑問を追いかけられることに魅力を感じ、入学したいと思いました。

 実際に入学してのギャップは?
 入学前は、「情報って難しい言葉がたくさん出そう」、「パソコンをあまり使ったことがないので講義内容に付いていけるか」と不安に思っていたのですが、実際入学してみると、情報関係初心者でもわかりやすい講義が多いことや、先生方も質問に丁寧に、優しく答えてくださることで理解が早くとても楽しく学べています。

 今、大学生活で楽しいと感じることは?
 友人と過ごす時間です。講義終わりにご飯を一緒に食べにいったり、遊んだりすることで良いリフレッシュになっています。
互いに高め合える良き仲間です。あと、アルバイトもやっています。まだ上手く接客できないこともありますが、元気と笑顔と挨拶を徹底しています。

 将来の目標・夢は?
 将来は、企業で情報システム部門を任せられるような人になりたいと考えています。そのためにも知識を身に着けていきたいです。

 長崎県立大学を受験する受験生のみなさんにひとこと!
 僕の好きな言葉に「克己復礼」というものがあります。自分の欲望を抑え社会に羽ばたこうという意味です。受験生の皆さんにぴったりだと思います。受験に打ち勝ち、春から長崎県立大学で頑張りましょう!

PICKUP!
\ 注目の講義 /
プログラミング
基礎演習
最初はかなり難しいと感じましたが、次第に講義の内容を理解してくると「こうやって機械って動いているのか」という感動に繋がりました。
卒業生インタビュー
Q&A
パソコンの専門知識がなくても大丈夫ですか?
企業へのインターンシップは参加できますか?
卒業論文ではどのようなテーマを扱いますか?
卒業後はどのような仕事に結びつきますか?
授業以外にも興味のあることを勉強することはできますか?
大学院へ進学することはできますか?

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