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第10回東アジア学術交流フォーラム(オンライン)を開催しました
2021-09-28
令和3年9月24日(金)、第10回東アジア学術交流フォーラムが、中国華僑大学を開催校としてオンライン方式で開催されました。
このフォーラムは日中韓ベトナム研究機関(本学東アジア研究所、中国華僑大学東方管理研究センター、韓国東亜大学校国際専門大学院、ベトナムドンア大学経営学部)の学術交流協定に基づき開催したものです。
このフォーラムは、例年、参加者が開催校に集い開催されていますが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大のため、昨年度は開催されず、今年度、オンライン方式での開催となりました。
フォーラムは統一テーマ「International Relations in the New Era」(和訳:新時代における国際関係)に基づき、各大学の研究者、大学院生から計10件の発表が行われました。
フォーラムの冒頭では、王 麗霞 中国華僑大学副学長、衣 長軍 中国華僑大学工商管理院副院長による開会挨拶の後、Jong-Hyeon Kim韓国東亜大学校国際専門大学院長、鈴木 暁彦 本学東アジア研究所長、LOUNG Minh Sam ベトナムドンア大学副学長による基調講演が行われました。
引き続き行われた学術発表において、本学の研究者から以下の研究報告が行われました。
〇鈴木 暁彦 教授・賈 曦 准教授
「Japan-China Relations Shaken by the U.S.: Focus on Recent Media Coverage」
(和訳:米国に影響される日中関係―最近のメディア報道を中心として―)
〇魏 蜀楠 講師
「A Comparative Study of Expressway Supply System between Japan and China: From the Standpoint of Historical Development of Expressway Policy」
(和訳:高速道路供給システムに関する日中比較研究―高速道路政策の歴史発展から―)
発表ごとに質疑応答の時間が設けられ、司会者の進行のもと、日中韓ベトナムからの多くの参加者による活発な討論が画面越しに行われました。
フォーラムは 万 文海 中国華僑大学工商管理学院副院長の閉会挨拶をもって幕を下ろしました。
来年度のフォーラムはベトナムドンア大学で開催される予定です。
※「第10回東アジア学術交流フォーラム」のプログラムは以下を御参照ください。