危険ドラッグや大麻など違法薬物の乱用が、大きな社会問題になっています。
違法薬物には、覚せい剤、大麻、MDMA、マジックマッシュルーム、危険ドラッグなどがあります。
これらは以前に比べて容易に手に入りやすい状況になっています。違法薬物は一度使用しただけでも「薬物乱用」です。また、医師が処方した向精神薬や薬局で購入できる市販薬などの医薬品も、指示外・適用外の使用は「薬物乱用」です。
薬物乱用がもたらす最も深刻な障害は、脳に対するものです。薬物によって思考や感情が支配され、自分らしさや大切なものを失うことになります。
「一度だけなら大丈夫」、「いつでもやめられる」など薬物への誘惑は、身近に存在しています。
友人などからの勧めや好奇心、ストレス・憂鬱感等から逃れたい「嫌なことを忘れたい」と思う人の心の隙間に入り込みます。薬物に近づかず、誘われても勇気をもってきっぱりと断りましょう。
保健室や学生相談室も力になりたいと思っています。