経営学科田代ゼミ所属の学生が経営するカフェがオープンしました!
2022-03-01
3月1日(火)佐世保校経営学科 田代ゼミ所属の学生が地域企業と共同で運営する、テイクアウト専門のカフェ(WeCH)がオープンしました!
平戸市 平戸瀬戸市場の向かいにある、田平港ターミナルビル内に店舗を構え、現在土・日曜限定で営業しています。
きっかけは、ジェラート販売事業などを手掛ける地域企業平戸大楽株式会社様から経営学科 田代講師に何か平戸で事業展開ができないかとの相談があったことでした。学生の視点を取り入れ、一帯の賑わいの核となるような何かを作ることを目標にプロジェクトが立ち上がりました。
運営する学生は、田代ゼミの学生26人。昨年7月末からオープンに向け準備を始めました。近くに競争店が少ない「軽食」に的を絞り、平戸大楽株式会社様と連携して、ホットサンドやクレープ、様々なサイドメニューを開発し、何度も試作を重ねてきました。
店舗の外装や内装も学生がデザインし、同市の大水総建様や針尾看板店様をはじめとした地域企業の方々からの御指導をいただきながら、店舗を作り上げていきました。
今回オープンするカフェ「WeCH -West Coast easy Cafe Hirado-」は、「西海岸の風を感じながら、気軽に立ち寄り、食事ができるカフェ」がコンセプトで、店舗の外観は、長崎・平戸の「海」にちなんでブルーで統一されています。
メニューは学生が創作したホットサンドやクレープ、田平町でとれるヒオウギ貝をモチーフとして貝殻の形状をしたオリジナルのパンなどが人気です。
田代講師は「若者のアイデアを反映させた事業はあるが、企画から運営まで携わる例は全国的にも珍しく、普段の講義では体験できない。経営学科で学んだことを現場で実践して欲しい。」と今回の取組を語っています。
学生代表の経営学科3年小林拓未さんは「今回のプロジェクトでは、平戸市の地域活性化、向かいの瀬戸市場との相乗効果も念頭に置いていて、実際に瀬戸市場をマーケティング調査した結果、40代以上の来客が大半を占めることなどが分かった。カフェの顧客ターゲットを20代に設定しているので、今後は瀬戸市場に20代の若者を新たな顧客として呼び込み、地域を盛り上げていきたい。」と語っています。
市場の客層などについて学生自ら実地調査を行い、現状・課題分析を踏まえた平戸市の地域活性化に向け、学生たちは活動しています。店名のもう1つの意味である「We challenge -私たち(田代ゼミ×平戸大楽)の挑戦-」のもと、今後も学生と企業が更に連携して事業を展開していく予定とのことです。
活性化を願う地域の想い、それを実現させたい学生と先生の想いがこもった素敵なカフェを、是非訪れてみてください!!