【vol.74 2019年8月】(タイ・タマサート大学 浦川 凌さんより)
国際社会学科3年 浦川 凌
タイでの生活がスタートしておよそ一ヶ月が経ちました。今のところ、食事に関しては特に問題はありません。全体的におよそ50バーツ(約170円)ほどが相場となっており、とてもリーズナブルで、どの料理も美味しいですが、辛い物やパクチーが苦手だと少しつらい部分もあるかもしれません。次に日常生活ですが、自分が今住んでいる寮は施設も充実しており、とてもいいところです。近くに飲食店とコンビニエンスストアがあるので、不便はありません。通学も、歩ける距離ですし、バイク、タクシーなどの交通手段もあります。ただ、交通機関は安全とは言えず、事故が起こらないとも言えない状況ですので注意が必要です。水に関しては日本と違って水道水を飲むことはお勧めしませんが、水は6バーツほどで購入できます。
次に一番重要な学校生活について話したいと思います。まず、タマサート大学は大規模校なので、どこにどの教室があるのか、一人ではわかりづらいです。まずはオフィスにいる職員の方に質問をしてみるといいと思います。授業が始まったら積極的にタイの生徒とコミュニケーションをとることをお勧めします。タイの生徒はとても親切かつフレンドリーで、何かわからないことがあれば丁寧に教えてくれますし、友達としていろいろなアクティビティにも一緒に参加してくれます。課題のアドバイスもしてくれました。
また、現地の生徒と英語を使ってコミュニケーションをとることはリスニング、スピーキングの上達への近道です。日本人だけでなく様々な人と積極的に交流してください。授業は一日2科目、1コマ約3時間の授業になりますが、途中で休憩があり、時間より早く終わることもありますので、さほど心配する必要はないと思います。
このような中でも一番注意してほしいのが夜間の外出です。夜に1人で出歩くのは危険なので、必ず友達と一緒に出掛けることをお勧めします。また、蚊はデング熱を発症する可能性があるので、叩いてはらうのはできるだけ避けてください。また、野良犬があちこちにいます。襲ってくるということはないですが、狂犬病を発症する可能性があるので、触らないようにして下さい。タマサート大学ランシットキャンパスからバンコクまでは少し遠いですが、学校からバンが出ていますし、タクシーも日本ほど高くありません。様々な観光地に簡単に行くことができます。
まだ慣れないことも多いですが、なにより親切な人が多いので、とても充実した生活を送ることができています。タイへ留学したいと思っている人がいたら、ぜひ挑戦してみて下さい。