【vol.64 2018年2月】(中国・湖北大学 中村 佳乃子さんより)
国際社会学科2年 中村 佳乃子
留学から半年が経ちました。中国に着いたばかりの頃は新しい生活になかなか慣れず、ホームシックになっていましたが、一カ月ほど経つと様々な国の友達もでき、生活にも慣れました。
私が留学している武漢という街は立地が良く、地下鉄に乗ってどこへでも行けます。私は友達と水族館や動物園にも行きました。動物園では「ペンギン館」と書かれた場所があり、とても楽しみにして入ったのですが、中には氷で作られたペンギンがいるだけでした。クリスマスには南京へ旅行に行き、歴史的に興味があった南京大屠殺記念館や、そのほか多くの観光名所を回り、良い思い出をたくさん作りました。
勉強面では、周りの友達のレベルが高かったり、課題が難しかったりと、くじけそうになる時もたくさんあります。しかし友達と分からないところを一緒に学んだり、中国人の友達に教えてもらったりして、なんとか頑張っています。
私が中国に来て驚いたことは、日本の文化が好きな中国人や外国人が本当に多いということです。特にアニメや歌手、イケメン俳優、美人女優は外国人にとても人気です。英語はもちろん日本語も話せる人も多く、とても語学レベルが高いです。またルームメイトがモンゴル人、ポーランド人という、とてもグローバルな環境にいて、日本で過ごしていたら体験できないような事もたくさんあります。
中国は安くて美味しいものがたくさんあります。私のお勧めは「羊肉串」で、名前の通り、羊の肉を串に刺した食べ物です。最初、食わず嫌いで食べていなかったのですが、せっかくだからと思い食べてみたところ、思いのほか気に入ってよく、友達と学校の近くのお店に食べに行きました。学校の周りに美味しいお店がたくさんあり、友人と夜中に何回も食べに行っていました。中国での生活は、色々壁にぶつかることもありますが、楽しく過ごしています。とても楽しい場所なので、みなさんもぜひ中国や武漢に留学してみませんか?