【vol.59 2017年12月】(アメリカ ウィスコンシン大学 オシュコシュ校 下川 裕大さんより)
国際交流学科3年 下川 裕大
オシュコシュに来て4ヶ月が経ちました。こちらの生活にも慣れてきて、忙しい毎日を送っています。この記事では、ウィスコンシン大学オシュコシュ校での生活と学業について書いていきたいと思います。留学を考えている人の参考にしていただければと思います。
まずは、こちらでの生活について紹介します。こちらに来た9月上旬は、最高気温が13℃となかなか寒い気候だったのですが、9月下旬は最高気温が30℃近くまで上がり、とても暑かったです。しかし、10月下旬になると雪が降り始め、寒い日が続いています。
オシュコシュは田舎町で、とてものんびりしたところです。しかしながら、長崎と比べると生活は少し不便です。日用品や文房具等は、学内のコンビニで揃いますが、衣料品や家電などは郊外のウォルマートやターゲットに行かなければ手に入りません。そのお店に行くためにはバスか車で行かなければなりません。オシュコシュには遊ぶところが少ないため、遊ぶ時も車を使ってアップルトンやミルウォーキーなどの都市へ出かけたり、郊外にある大型ショッピングセンターやレストランに行きます。車がないと本当に不便です。
しかしながら、僕はオシュコシュを気に入っています。100年前の建築が残るダウンタウンや、自然豊かなのんびりとした雰囲気、そして何よりも、オシュコシュの人たちはとても親切で治安がかなりいいです。先日、IDカードを落としてしまった時も、誰かが拾って大学に届けてくれて、無事に手元に戻ってきました。また、道に迷って困っていると、「どうしたの?どこへ行きたいの?」と声をかけてくれます。だから、僕はこの街のことを気に入っています。
次に、勉強面について紹介します。僕は、Intensive English Courseというコースを取っており、月曜日から木曜日まで、3時間または6時間、みっちりライティングからスピーキングまですべてを英語で勉強しています。クラスは僕とベトナム人の男の子の2人だけですが、集中して英語に取り組んでいます。驚かされるのが、宿題の量の多さです。日本にいたころとは比べものにならないほど、毎回宿題が出されるので、毎日図書館にこもっています。しかしながら、予習、復習が徹底されており、わからないところがあれば先生に気軽に質問することができます。
また、僕は授業とは別にOffice of International Educationという大学のオフィスでインターンシップをしています。このオフィスはオシュコシュに来る留学生の支援や海外へ留学する学生のサポートを行っています。ビザ取得の補助に入ったり、留学生に向けたオシュコシュでの生活の説明など、僕自身、ここへ来るときにかなりお世話になりました。今の仕事は、Study Abroad Fairという留学を希望する学生向けのイベントの準備です。シーボルト校はどのようなところか、何が勉強できるかなど、できるだけわかりやすく説明するために、現在まとめているところです。
以上が、オシュコシュでの生活と学業についてです。オシュコシュでの日々は毎日が充実しており、オシュコシュに来られたことを本当に幸運に思っています。ここの穏やかな雰囲気は安心して勉強できるいい環境だと言えます。留学生活はまだまだ続きますが、この調子で頑張っていきたいと思います。