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留学生活体験記

【vol.31 2014年11月】(中国・上海外国語大学 檜垣 麻里さんより)

国際交流学科2年 檜垣 麻里

みなさん、こんにちは。私は今年9月から来年の7月までの予定で、上海外国語大学へ留学しています。こちらで生活を始めてから、約2か月半が過ぎました。

私が通う上海外国語大学の虹口キャンパスは世界各国からの留学生が集まり、とても賑やかです。私のクラスにも、韓国・タイ・ロシアなど8か国の学生が在籍しています。授業中や学生間の共通語は中国語ですが、休み時間には様々な言語が聞こえてきます。
授業は、午前は中国語クラス、午後は週に2回選択科目を受講しています。選択科目は漢詩や中国書道、太極拳があり、必修クラスのレベルによって受講できる科目が異なります。授業がない時は、買い物や観光、大学図書館に行くこともあります。
留学生だけで授業を受けるため、直接中国人学生と関わる時間は多くありませんが、週に1回昼休みに“汉语角”(中国語コーナー)が行われ、交流できる機会があります。この汉语角では、主に言葉を使ったゲームなどで交流をしています。
また、11月に入ってから、日中交流会に誘われ、汉语角と両立して参加しています。日中交流会も毎週あります。こちらは夜7時から行われる、大学外部のサークルのような活動です。毎週、学生や社会人が集まり、日本語や中国語でわいわいとお喋りをしています。

今でこそ、このように行動が広がりましたが、生活に慣れるまでに多くの時間がかかりました。私は中国に行くのも初めてで、知らないことばかりでした。大学は上海市の郊外にありますが、大通りに面しどこでも車のクラクションが鳴り響いていて、とても騒がしい街だという印象を受けました。また、食堂は営業時間さえ分からず、とても入りづらく感じました。授業が始まり、生活が落ち着くまでの間、毎日が不安でたまりませんでした。
着いたばかりの頃は、少しでも早く慣れようと焦っていましたが、1か月ほどかけて少しずつ上海に慣れ、生活リズムも身についていきました。

留学生活は旅行とは違います。楽ではありませんが、外国を知る良い機会であると思います。ここ上海でも綺麗な青空が広がり、その度に前向きな気持ちになります。まだ先の留学期間は長いですが、これからも悔いの残らないよう生活を送っていきたいと思います。
クラス旅行で行った南浔(ナンシュン)にて
日中交流会にて
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