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留学生活体験記

【vol.97 2023年3月】(韓国・東亜大学校 若菜 志緒美さんより)

 안녕하세요!(こんにちは!)8月末から2月中旬の約半年間、韓国の釜山にある東亜大学校に留学していた若菜志緒美です。帰国してから約1か月が経とうとしていますが、まだ余韻に浸っています(笑)。今回は、釜山での生活や東亜大学校、サークル活動などについてお話しようと思います。みなさんが少しでも釜山留学に興味を持っていただけたら嬉しいです。

1.釜山での生活
 私は釜山に来るまで、正直釜山のことについて詳しく知りませんでした。しかし、実際に住んでみて分かったことは、「釜山最高」ということです。釜山は韓国の第二の都市とも言われているだけあって、とても都会です。ソミョンやナンポという所に行けば、ショッピングモールやカフェがたくさんあるので、休日は友達とよく出かけていました。また、釜山には海雲台という大きな海水浴場があります。有名な観光地なので、休日に行くといつも多くの観光客で賑わっています。12月には、広安里という海水浴場で花火大会がありました。韓国で非常に有名な花火大会らしく、多くの観光客がいて、極寒の中ではありましたが、久々のお祭り気分を味わえてとても楽しかったです。釜山はほどよく都会で、自然もあり、のびのびと暮らせる本当に最高の所だと思います。

2.サークル活動について
 私は、하네(はね)という日韓交流サークルと卓球サークルに所属していました。はねは、日本語を勉強したい韓国の学生と、韓国語を勉強したい日本人留学生がそれぞれの言語を教え合うサークルです。ボードゲームをしたり、好きなドラマの話などをしながら、楽しく交流できます。また、MTという合宿もあり、そこではバーベキューや、ドッジボールなどのレクリエーションを通してたくさんの韓国人の友人と出会うことができるので、本当に参加してよかったなと思います。会話のクラスで出会った友人の実家にも招いていただき、韓国の家庭料理をご馳走になりました。너무 맛있었어요.(とても美味しかったです。)とても貴重な経験だったと思います。

 次に、卓球サークルについてお話します。卓球サークルでは釜山市の卓球大会や、様々な大学との交流大会などがあるので、よりたくさんの人と出会うきっかけになりました。部員達も、私が聞き取れるようにゆっくり話してくれたり、ご飯に誘ってくれたりと本当に優しい学生ばかりでした。大会に出たときには、試合後に「日本から来たの?」だったり「どのくらいいるの?」と聞いてくださる方も多くとても嬉しかったです。スポーツを通して多くの人と出会い、貴重な経験ができました。

3.東亜大学校について
 東亜大学校にはスンハク、ブミン、クドクの3つキャンパスがあります。私は寮(ハンリム生活館)はスンハクに、語学堂はブミンから徒歩10分程度の所にあったため、地下鉄とバスを乗り換えて通っていました。
 スンハクもブミンも大学周辺はとても栄えていて、少し歩けばコーヒー屋さんやカフェ、ご飯屋さんがたくさんあります。長崎にはない「サブウェイ」や「バーガーキング」もたくさんあるので、いつも目をキラキラさせながら登校していました(笑)。
 東亜大学校は、イベントが充実しているなと思います。特に、文化祭は出店や有名なアーティストがライブをしたり、フェスのような雰囲気でとても楽しかったです。また、東亜大の留学生が自分の国の料理や出し物を披露するインターナショナルフェスティバルもありました。ベトナムやカンボジア、アフリカ、ウズベキスタンなど様々な国の文化に触れることができ、とても充実した日でした。
 東亜大学校は、とても明るい大学です。そして優しくて、温かい学生が本当に多いです。ぜひ「동아생」(東亜大学生)になって楽しい韓国留学生活を送ってみてください。
友人の実家にお邪魔したときにご馳走になった韓国家庭料理(キムチチン、プルコギ、チヂミなど)
町の卓球同好会の方と、サークルの仲間と団体戦を組んで3位になりました。
海雲台の夜景
文化祭で有名なアーティストが来たときの様子
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