本文へ移動
 
佐世保校で消防訓練を実施しました
2023-12-26
カテゴリ:お知らせ
 2023年12月17日、佐世保校で学生、教職員、相浦地区自治協議会様向けの消防訓練(兼地域公開講座)を実施しました。
 浅田学長による参加者への挨拶ののち、避難訓練では、学生が作成した防災対策ガイドブックを資料とし、火災発生時の心得、避難時に持っておくとよいもの、火災時の学内避難経路を確認、その後、実際に大学校舎内で火災が発生したと想定し、安全に避難するシミュレーションを実施しました。非常放送が流れた後、参加者は避難誘導係の指示に従い避難場所のグラウンドに落ち着いて避難しました。(火災通報連絡訓練と避難誘導訓練)

 続いて消火訓練では、初期消火の訓練として、佐世保市消防局西消防署の消防署員による消火器の取扱い説明を受講。署員の方がキーワード≪「ピノキオ」=ピンを抜く、ノズルをとる、キョリをとる、オす≫をもとに、初期消火に対応する手順を教示してくださり、参加者は実際に「火事だ!」と大声で周囲に知らせた後、水消火器を使用した消火訓練を体験しました。(初期消火訓練、消火器取扱訓練)

 その後は武道館に場所を移し、負傷者の搬送対応(担架や徒手搬送など)を直接指導いただきました。

 終わりに、佐世保市消防局西消防署の消防署員から本日の講評をいただき、「実際の災害は想定通りにはならないため臨機応変に対応してほしい。また、何よりも大切なのは人命である。いち早く不明者やけが人等の情報を集めてほしい」との助言をいただきました。講評後の質問コーナーでは学生、教職員、相浦地区の皆様からも沢山の質問が飛び交い、防災に対する意識をより一層深める良い機会となりました。

 終了後は、炊き出し訓練として、100人分の豚汁を準備し、消防署員の方々や、参加者に提供するなど、冷えた体に鋭気を補う一杯となりました。

 参加した学生からは、「日ごろから講義を受けている教室での避難訓練は初めてだったが、避難訓練、消防訓練の重要性を実感した」、「今回教わったことをきちんと理解し有事の際に活用したい」との声が聞かれました。
参加者へ挨拶する学長
参加者へ説明を行う学生
避難訓練の様子
消火訓練の様子
毛布を使った搬送対応の様子
炊き出し訓練の様子
TOPへ戻る