2023年8月16～19日にマドリードで行われた国際会議「Liberty International World Conference 2023（本部アメリカ：学術団体）」で、経営学部 経営学科の馬場晋一 講師が統一論題のメインスピーカーとして招待され、ご自身の研究成果を披露されました。

　統一論題 "Entrepreneurial Past: Successes and Failures"（企業家の過去：その成功および失敗）のセクションにおいて、"Entrepreneurs -  on the perceived opportunities in early stage business"(企業家－初期段階において認識されたビジネス機会）と題した発表がなされました。

　発表の主な内容は欧米と日本の起業人口を比較に始まり、日本はビジネスチャンスの認識及びそれをビジネス化する機会が著しく低い傾向にあることを2011～2021年までの統計調査をもとに明らかにし、「起業人口の停滞は、経済成長の停滞に少なからず影響を与えている」と計量経済学の視点から結論付けたものです。

　統一論題において先生の発表は注目を集め、今回の発表に対して「Schoolland 奨励賞」が授与されました！経営学の視点を取り入れた新古典派経済学における独自のアントレプレナーシップ研究を進める先生の今後の研究成果に更に期待がかかるものとなりました。