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経営学部「国際流通システム論」「流通システム論」において特別講義が開催されました
2022-10-19
カテゴリ:お知らせ
 10月17日(月)、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 常務執行役員 関東甲信越ブロック フォワーディングビジネスユニット長 長嶋 敦 様、関東甲信越ブロック フォワーディングビジネスユニット部長 馬上 博明 様による特別講義が行われました。本法人と日本通運株式会社航空事業支店は、それぞれの社会的取り組みにおいて蓄積された知識や知見を共有・理解し、相互に連携・協力して、さらなる社会貢献を推進するとともに、持続的な発展に向けて協力することを目的として包括連携協定を結んでいます。

 特別講義では「国際航空輸送のお話」と題して、航空輸送と海運輸送の違い、運賃負担力や国際複合一貫輸送等について身近な話題を交えながら、ご説明いただきました。例えば、かつてはF1レースで使用する車を、パーツごとに解体せずそのままの完成品の形での航空機による輸送を実施。現在は、競走馬の輸送などを行っているとのことです。東日本大震災時には、ドイツのダイムラー社より被災地での救援車として使用する車、約30台が日本へ寄付され、それらの車を日通が、ドイツから日本へ航空機で輸送したお話しなどをもご紹介いただきました。(ご寄付された車には、ドイツのダイムラー社の皆様から日本側へ励ましや応援のメッセージが書き込まれていたそうです!)。
 必要とされている所にその物があって初めて価値が生まれる。物流においては『必要なものが、必要な場所に、必要な分だけ、必要な時に』という言葉が非常に重要なキーワードであると力説されました。ご自身の経験をふまえつつ、具体例を挙げた分かりやすい説明に、特別講義に参加した学生も熱心に耳を傾けていました。

 すでに日本通運株式会社から内定を得ている学生からは「本日のお話を伺い、入社が待ち遠しくなりました。入社後は仕事で世界に飛び出したいと思います」。また3年生の学生からは、「日本通運さんのイメージが変わりました。新たな知識が増え、良かったです」などの声が聞かれました。

 また、特別講義に先立ち、長嶋様・馬上様が本法人稲永忍理事長、木村学長、百岳専務を表敬訪問され、約1時間にわたり懇談されました。長嶋様、馬上様、お忙しい中、ご講義いただき誠にありがとうございました。
特別講義をされる右から長嶋様、馬上様
特別講義の様子
表敬訪問の様子
長嶋様、馬上様と本学役員との記念写真
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