【vol.64 2025年8月】(中国・貴州師範大学 中野 愛奈さんより)
地域創造学部 公共政策学科2年 中野 愛奈
2025年8月15日から25日までの11日間中国へ海外語学研修に行きました。初日と最終日は上海で観光をして過ごし、3日目からは貴州省の貴州師範大学で中国語学習と中国文化体験をしました。
大学では9:00から10:00までウォーミングアップ授業が始まり、数字や感情、味覚の言い方などを中国語で学びました。20分の休憩を挟んでまた1時間午後の体験活動へ向けての事前講習が行われました。授業の後は13:00まで昼食・休憩時間が挟まれ、バスに乗って観光地に向かったり広い大学内の博物館を回ったりしました。学校の食堂は私たち向けに辛さを控えめにしてくれました。それでも辛いと感じましたが、非常好吃でした。
7日間の体験をざっと紹介します。1日目は少数民族の舞踊を鑑賞して大人数でキャンプファイヤーを囲みながら一緒に踊りました。この村で謎の虫に刺されて指が赤く腫れてしまい病院にお世話になりました。中国の病院を経験できたので良い思い出ということにします。2日目は大学内の博物館見学と中華流書道体験をしました。筆の持ち方が日本とは異なり非常に書きづらかったのですが、中国人の友達に“紅茶”ととても美しい字を書いてもらい私の家宝に決定しました。5日目はブイ族という少数民族が行っている蝋染体験をしました。洋服に直に蝋をつけて染色したので、繊細な技術を体験できて物理的にも良い思い出ができました。6日目は民族舞踊と文化交流を行い、私は友達と一緒にソーラン節を披露しました。中、日、韓の様々な出し物を見れてとても面白かったです。
私にとっては初めての海外であり初めての中国だったため、日本との違いに大変驚かされました。今回の研修は11日間全てホテルに宿泊させて頂きましたが、初日に日本と同じ感覚でトイレットペーパーを流してトイレを詰まらせてしまいトラブルメーカー第1号になりました。また、中国では物価が日本に比べて非常に安く、公共交通機関の移動費も100円以下がほとんどでした。友達と買い物に行くと、ついついたくさん買ってしまいました。また、”霸王茶姫(CHAGEE)”というミルクティーのカフェに出会いました。中国人はお茶が好きな人が多くカフェがたくさんあり、私も毎日カフェに行って紅茶を飲みました。私が一番好きだったのがここの茉莉花茶でした。また中国に行ったら絶対飲みたいです。
今回の海外語学研修を通して中国語の習得がまだまだ足りないことを実感し、さらなる学習意欲の向上が生まれました。中国人の友達とも中国語、日本語、英語で交流ができましたがもっとスムーズに、冗談を言い合えるほど上達していきたいと思いました。今回は11日間の研修・宿泊費用も負担して頂きましたが、また機会があればぜひ長期で留学に行きたいほど中国のことが好きになりました。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました!
