【vol.63 2025年8月】(中国・貴州師範大学 森本 美桜さんより)
経営学部 国際経営学科2年 森本 美桜
私は8月15日~8月25日の11日間にかけて中国へ語学研修に行きました。最初の2日間と最後の1日は上海に滞在し、その間は貴州という場所に滞在していました。
今回の語学研修は日中韓の合同でした。中国の生徒さんは院生の方が多く、中国での私たちの生活をサポートしてくださいました。韓国の方とは英語で会話をすることが多かったです。貴州師範大学での学習内容としては、午前中が座学の授業でゲームなどを通して単語や中国文化を学びました。午後には午前中に習った場所に実際に訪れることができました。
貴州最初の日は龍井村という場所へ行き民族のキャンプファイヤーを体験しました。私自身キャンプファイヤーが初めてであまりイメージがついていなかったのですが、たくさんの人が火を囲んで一緒に踊るのはとても楽しかったです。別の日には花江狭谷大橋というところに行きました。これは今世界で一番高い橋です。また、ミャオ族の染物技術を体験しました。これは布に絵を描いてそこにロウをつけます。ロウを付けたことろ以外が青く染まります。これはとても細かい作業で集中力が必要でした。綺麗にできて嬉しかったです。私が一番印象に残っているのは青岩古鎮という場所です。ここはとても伝統的な町並みで歴史の重みを感じることができました。お店がたくさん出ていて食べ物も買うことができました。
今回の語学研修は11日間という短い期間でしたがとても学びが多かったです。私が一番 感じたことは実際に訪れて見なければわからないということです。どうしても海外に偏見を持ってしまっているところがありました。ですが実際に訪れてみると本当に優しい人が多かったです。中国語があまり話せない私に嫌な顔をせずジェスチャーで伝えてくれたり、単語を教えてくれたりする人もいました。院生の方は私たちが夜買い物に行きたいというと、付いてきてくれて色々なことを教えてくれました。とても良い思い出がたくさんできました。
今回私が後悔したこととしては中国語をもっと勉強していけばよかったということです。とても優しくしてくださったから、もっと感謝を伝えたいのに言葉が出てこないことが多かったです。翻訳機を使うことはできますが、もっと自分の言葉で伝えたかったという場面が多かったです。また、私たちはタクシーをぼったくられてしまいました。ここがおかしいとはっきりと言いたいのに上手く言えずもどかしい思いをしました。買い物の面でも中国は想像以上にキャッシュレス化が進んでいました。Alipay や We chat などといったアプリを登録まで日本で済ませておくことをおすすめします。日本の電話番号での認証が必要となるので中国だとできません。
たくさんの経験をすることができてとても有意義な時間でした。中国語をもっと勉強していきたいというモチベーションにもなり、また中国に行きたいと思うきっかけになりました。
