【vol.41 2019年4月】(中国・上海外国語大学 趙 航さんより)
国際社会学科 3年 趙 航
私は、三週間の海外語学研修上海外国語大学に行ってまいりました。この期間内は、語学の勉強だけでなく、他にも中国語を学ぶ様々な外国人と出会い、そして、現在上海の発展迅速さを目の当たりにしました。
私は、上海に着いて次の日に授業が始まりました。高三というトップレベルのクラスに入り、クラスは高レベルの中国語を駆使できる人ばかりでした。授業も精読や、高級会話、作文などがあり、どれも難しくて、でもだからこそ有意義な勉強でした。授業は大体午前中で終わりました。午後オフの時間を利用して、もう一人今回研修に同行していた友達と、上海の美食を食べ、名所もほぼ全部巡りました。上海はグローバルな都市ですので、外国の文化を町中で見ることができ、もちろん日本風のものも沢山ありました。さくらを見られる通りもありますし、三月下旬から四月上旬には日本のような観桜イベントもあります。日本の文化も中国に浸透しているだと感じました。いくつかの昼食事は、クラスメイトと一緒に閑談しながら食べていました。他国の文化を沢山聞かされて、とても楽しい食事でした。中国はキャッシュレスに特化した国ですから、全ての支払いはスマホ一台で可能になります。また、食べたいものをネットで注文し、全てホテルに届けてくれました。その便利さ、快適さは日本のみならず、世界数々の先進国も体験出来ないと思います。この瞬間、中国の発展の速さを実感しました。
授業のない土日を利用して、上海から近い杭州の西湖と南京に行きました。とにかく、人が多いです。タクシーを捕まらないぐらいに人が多くて、本当に土日に行くものじゃなかったです。多くの歴史的建設物を見られたり、人と喋ったりして、楽しさを得る以外にも、いっぱい勉強できるものがありました。
今回の研修は、勉強が目的とされていますが、実際はもっと沢山の所に行って見たかったものが内心の底にありました。でも、色んなことを体験し、人と触れ合い、学んだこともいい思い出になり、良い三週間でした。昨年では、日中関係の改善は大きな一歩を踏み入れました。今後も多くの日本人が中国に行くと思いますので、研修が目的だけではなく、旅行気分で様々な地域に行くのも楽しいかもしれません。