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海外語学研修体験記

【vol.29 2015年11月】(オーストラリア・サザンクイーンズランド大学 木村 花乃香さんより)

国際交流学科2年 木村 花乃香

英語力を向上させるために、語学研修先の中で最も研修期間の長かったオーストラリアのサザンクイーンズランド大学へ行ってきました。初めの2週間は寮で生活し、その後3週間をホストファミリーと過ごしました。

大学では初日にクラス分けテストを行い、2クラスに分かれました。私の入ったクラスは、日本人が少なく、アラブやアジア出身の留学生がたくさん在籍するクラスで、全員で22名いました。授業のレベルは高く、生徒全員が活発な態度で臨んでいて、授業中に発言や意見を求められることも多々ありました。日本の授業では、皆静かに座って聞くというスタイルが主流であるため、オーストラリアのこの授業スタイルは戸惑うこともありましたが、自分の意見を発言する自信や勇気を得られました。授業後や休日は、クラスメイトと公園へ行ったり、お家にお邪魔したり、買い物へ行ったりと、充実した日々を過ごせました。

ホストファミリーとの生活は、現地の人々の暮らしを体験できる貴重なものでした。最初はホストファミリーと仲良くなれるか不安でしたが、初日から子供たちがとてもフレンドリーに接してくれたため、すぐに打ち解けられ、とても楽しい時を過ごせました。休日は、ブリスベンや動物園へ連れて行ってもらったり、BBQをしたりしました。コアラを抱っこしたり、カンガルーに餌をあげたり、ビーチで遊んだり、オーストラリアでしかできないような貴重な体験もたくさんすることができました。最後の週にはゴールドコーストのホテルで一泊旅行も楽しみました。

最終テストは2日間あり、reading/speaking/listening/writing/discussion/presentationといった科目の多さに驚きましたが、何とかやりとげることができました。大学での授業はとても大変でしたが、終わった後はかなりの達成感を味わえます。また、休日には観光もでき、息抜きに思い切って遊ぶこともできました。厳しい環境に身を置くことによって、自分の英語力は向上したと思いますし、クラスメイトとの会話で自分の意見を英語で言い、共感してもらえた時のうれしさや感動は今でも覚えています。振り返ってみて、この語学研修に参加してよかったとしみじみ思います。
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