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 現在の仕事内容について教えてください。
 医療事務課の外来班に所属しながら会計業務を担当し、主に患者さんの外来や入院にかかった費用を窓口にて精算しています。他にも、その日の売上金を回収・納金作業などを行うこともあります。あらかじめスケジュールが決まった業務だけを行うのではなく、窓口での患者さんのご相談に臨機応変に対応しています。また窓口以外の業務としては、感染制御部として流行性の疾患に対する抗体の有無を全職員分集計し、抗体を持たない方にはワクチンの接種を促すなどして、抗体保有率が高く維持されるように努めています。

 就職活動開始から内定までの大まかな流れを教えてください。
 そもそものきっかけは、就職課の方に佐世保中央病院をご紹介いただいたことでした。自分の志望業種と合致したことから、就職課を通して企業訪問の日程を組んでいただき、個別訪問を実施。そして訪問後に面接へと進みました。1次面接(グループワーク)、2次面接(集団面接)、最終面接(個人面接)と行われ、1次面接開始から1ヶ月ほどで内定が決まりました。その間も、就職課の方に面接指導を依頼し、手厚くサポートしていただきました。

 今後の仕事における目標について教えてください。
 地域住民の方々を支えるという就職活動時の目標があり、今後は医療現場を通して、もっと貢献できる人材になりたいと考えています。ただ自分自身の経験や知識はまだまだ未熟なので、まずは目の前の業務に真剣に取り組み、できることを少しずつ増やしていきたいです。そして失敗を貴重な経験として捉えて、さらに成長するための糧にしていきたいと思います。

総合職として採用された上杉さん。会計業務では経営学科で学んだ知識が活かされています。
慌ただしい業務の中でも、患者さんへの丁寧で分かりやすい説明や、あたたかな対応を心がけています。

 転機となったのは、講義の一環として行った商店街の活性化を目的とした活動です。大学近くの佐世保地域で商店街を営む方々を実際に訪問し、触れ合う中で初めて学ぶことも多く、とてもあたたかみを感じる機会となりました。なにかこういった方々の力になれる仕事に就きたいと思い、それが白十字会の「医療の発展を通して地域住民を支える」という理念にも繋がり、やりがいを持って仕事に取り組めていると感じます。こうした活動を通して、就職活動を行う上での自分なりの土台ができたと思います。
 私が就職して感じたことは、コミュニケーション能力の重要性です。組織の中で仕事をするので、周りの職員の方との良い関係性が、円滑に業務を行うためには必要となります。そして上司や先輩から業務を教わったり報告したりする上で、話す能力と聞く能力がとても必要だと日々感じています。自分の考えを分かりやすく伝える。相手が話すことを頭の中で整理しながら理解する。そういった力は就職活動でも、社会人としても求められます。
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