vol.8 2010年 10月

上海外国語大学 留学体験記

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 上海に来て、3カ月が経ちました。語学力は、ゆっくり伸びていっているように感じます。来たばかりのときは、自分の語学力の無さと伸びの遅さに、しょっちゅう落ち込んでいました。授業で先生が言っていることも、まったく理解できませんでした。しかし最近ではだんだんとテレビの内容や、道ですれ違う人の会話の内容が理解できるようになってきました。授業の内容は、3カ月たてばほぼ理解できるようになります。とはいうものの、まだ分からない単語ばかりなので、毎日が勉強です。
どのような1日か簡単に紹介します。授業は朝8時からです。8時から11時20分まで、一日2コマの授業があります。基本の授業は、精读・会话・听力(リスニング)・阅读・视听说(映像を見て聴き取り)です。そのほかに、私の場合はHSK試験対策の授業を2コマとっています。これらの授業は午後にあります。また、興味がある人は習字や中国文化に関する授業もとることが出来ます。宿題は、先生によって違いますが、私のクラスの場合はほぼ毎日出ています。出ていなくても、予習復習で毎日忙しいです。午後は、自習室に行って勉強したり、中国人の友達と会っておしゃべりしたり、クラスメイトと遊びに行ったり…という感じです。
最初に述べた語学力についてですが、伸び方は本当にゆっくりです。着実に伸びてはいますが、自然と話せるようになるというようなことは無いと留学に来て強く思いました。勉強しなくても、或る程度までは伸びますが、それ以上の語学力を身につけたいのであれば、忙しく勉強するしかないと日々感じています。ただ、一つ言いたいのは、「語学力は後からついてくる」ということです。これは私ではなく知り合いの言葉なのですが、これを聞いたときに、留学に対する考え方が固まったような気がします。先に述べた内容と矛盾していると思われるかもしれませんが、勉強するのは当たり前のことでもあり、日本でもできることでもあります。せっかく海外で生活するという貴重なチャンスをもらっているのですから、色んなものを見て、色んなことを体験して、視野を広めることが大切だと思います。こちらに来て、もう3カ月経ちますが、未だに驚くことはたくさんありますし、理解しがたいことも多くあります。時には反感を抱いてしまうようなこともあります。ですが、その体験が、自分の今までの考え方を変えたり、確信を持たせたりと、色々な刺激を与えてくれます。来年の1月から始まる冬休みには、中国人の友達の家に行ったり、旅行をしたりして過ごそうと考えているので、貴重な経験が出来ると今からとても楽しみにしています。
最後になりますが、留学のチャンスを与えてくださった両親や先生、色々な面で支えてくれる友達に感謝しています。私一人だけの力では留学に来ることは絶対に出来なかったので、残りの7カ月を無駄にしないように過ごしていこうと思います。
現地で撮影した写真
現地で撮影した写真
【現地で撮影した写真】