vol.5 2010年3月

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 はじめまして。留学生活が始まり、とうとうこちらでの生活も残り約1カ月半となりました。こちらに来た当初は毎日が新しいことだらけで、語学の問題だけではなくアメリカの文化に馴染むことにもとても苦労しました。この留学生活体験記を書くにあたり、今後留学を目指している方々にとって少しでも参考になることを伝えられればと思います。
まずは学習環境についてですが、現在一緒にこちらで留学中の辻田さんが、彼女の留学生活体験記でとても丁寧に説明してくれている通りです。UWOには意欲がある学生にはとことん学習の場所・機会を与えてくれるシステムが整っています。私もレポート課題が出されたときには、このシステムを利用させてもらっています。また、履修登録に関してですが、こちらでは一週間に1時間のコマがいくつあるかにより単位数が決まります。ほとんどの生徒が一学期間に平均12~16単位の授業を取ります。私も前期は13単位取り、今学期は集中講義も含め15単位履修しています。そして授業中に関してですが、生徒は質問があればすぐに教授にその問いを投げ、教授もすぐにその質問に対して答えます。この点はやはり日本の大学とはいつも違うなと感じさせられます。このように生徒の積極性により授業が構成されるのは、非常に素晴らしいと感じる半面、語学でハンデのある私は授業中に質問することさえも苦労します。しかし、オフィスアワーや授業が終わってからでも私が質問すると、同じ授業を取っている生徒やその授業の教授は優しく丁寧に回答してくれます。
次に、学習面以外でのこちらの生活について記したいと思います。こちらにはISA(International Student Association)というサークルのようなグループがあり、そこでは様々な国から来た学生と触れ合うことができます。最も印象的な出会いは、アフリカの北西に位置するWestern Saharaからの女子学生との出会いです。彼女の故郷は歴史上・政治上の問題から未だ独立を獲得していません。彼女は学生ながらWestern Saharaの独立のために、国連にも数回足を運び、同じ民族の声を反映させようととても頑張っています。学内でも、機会があれば自分の故郷の置かれた状況をみんなに知らせようと、積極的に発表などもしています。しかし、そのような境遇にあると周りには思わせないようなほど、彼女自身はとても明るく前向きです。彼女やその他の様々な国からの留学生とのこのような様々な出会いは、自分自身、そして日本という国について再び見つめ直す良い転機になりました。このような貴重な出会いは留学していなければ為し得なかっただろうと思います。また現地の人々は、基本的に優しく温かい人が多く、自分から積極的に飛び込めば友達は作りやすい環境にあると思います。
最後に、想像していた留学生活と比べて、実際の生活では良いことばかりではありません。周囲に対してとても敏感になりやすく、少しのことで一喜一憂させられます。しかし、落ち込んだ時には支えてくれる家族のような友達や、楽しい時間を思う存分共有できる友達もできました。交換留学という形でこのような貴重な時間を現在過ごさせていただいていることに、とても感謝しています。あと残り1カ月半、初心を忘れず、また常にそういった感謝の気持ちも忘れずに、日々大事に過ごしていきたいと思います。
現地での交流の様子
現地での交流の様子の写真
現地での交流の様子の写真>