「社会人のための情報セキュリティセミナー(アドバンス)」を開催しました

 本学情報セキュリティ学科では、企業や行政などの情報セキュリティ分野で活躍できる人材の育成を行うとともに、社会貢献活動にも力を注いでいます。
 この度、シーボルト校において、平成29年10月28日、12月16日の2日間、県内の社会人を対象とした「社会人のための情報セキュリティセミナー(アドバンス)」を開催しました。
 このセミナーは、昨年度実施した情報セキュリティ技術の基礎を学ぶ「社会人のための情報セキュリティ連続セミナー」のアンケート結果を踏まえ、レベルを絞って2つのテーマについて講義を行ったものです。
 第1回は「サイバーセキュリティ最前線:隠れる場所のない世界」と題し、Cisco社のChris Shenefiel氏、濱田 義之氏及び本学情報セキュリティ学科の加藤教授が、1980年代から始まったとされるサイバー攻撃の歴史を踏まえ、サイバー攻撃のパターンや現状のトレンドを紹介し、今後ビジネスにおいてどのように取り組んでいくべきかについて講義を行いました。
 第2回は「暗号技術の原理と利用」と題し、同学科の松崎教授、穴田准教授、吉田講師が、来るべき量子コンピュータ時代において、種々の暗号技術の原理を押さえつつ、暗号を安全に利用するといった観点で耐量子コンピュータ暗号や量子暗号などについて講義を行いました。
 セミナーには、IT企業従事者、官公庁職員など延べ87名(第1回58名、第2回29名)の方にご参加いただきました。参加者からは、“サイバーセキュリティの歴史などの根本の部分を初めて聞くことができ、今後の問題を具体的に考える良い機会になった”“暗号の原理は難しかったが、量子コンピュータ時代に向けた準備が進んでいることが分かった”などの意見をいただきました。
 本学では、同学科において情報セキュリティ技術者の養成を目指すとともに、今後も地域の方々に情報セキュリティに関する知識を提供できる機会を設けていきます。