学科紹介
学科の特長
2016年に情報セキュリティに特化した4年制大学学科が長崎県立大学に誕生しました。当学科は、デジタル社会を安全に守るための先鋒として、その重要な役割を果たします。
最新の設備を備え、企業との壁を越えた産学共同研究センターでは、実世界のセキュリティ課題に対する実践的な解決策を学生自らが発見し、研究することができます。
セキュリティのプロフェッショナルたちが講師として指導にあたり、将来のセキュリティ専門家の育成を目指します。
学科長メッセージ
施設・設備紹介
フロアマップ
1F
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情報セキュリティ演習室
県内教育機関最大規模の大型マルチビジョンを設置。壁面に投影できるプロジェクターと合わせ、全方向で映像を見ることができます。
ネットワークの仮想環境を利用して安全で実践的に攻撃・防御の演習が実施可能な、大学規模では最先端の演習環境を整備しています。移動間仕切により、分割でも利用できます。 -
フューチャーコリドー
大学や企業の垣根を越えた未来のステークホルダーを幅広く集め、対話を通じ社会課題の解決、オープンイノベーション・ソーシャルイノベーションによる「創造」を目指す「場」。 研究発表やイベント・交流の場として活用でき、カフェスペースも設置しています。
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サーバー室
大学単独設備としては稀少な通信事業者用のインターネット環境を整備し、データセンターファシリティスタンダード ティア3 相当の設備を完備。
演習室との境界にガラス面を採用し、通常見ることのできないシステム環境を常に見ることができます。 -
共同ラボ
本学と企業との共同研究拠点。研究活動の推進、研究成果の社会還元、企業との交流による実践的教育及び企業と地場企業との連携等による地域産業の活性化等を目指しています。
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相談室
3部屋ある相談室は、打ち合わせスペースとして使用可能。
2〜3F
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コミュニケーション・ワークスペース
研究室と実験室の間に配置された、学生・教員・企業の情報交換や交流の空間。
多様な家具が揃えられており、ディスカッションなどスムーズに行うことが可能です。 -
学生実験室
学生が専門知識や技能をより深めていく学びの場(約50㎡)
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研究室
教員が研究を遂行するための部屋(約25㎡)
研究室の基本的な什器一式に加えてミニキッチンも設置しています。
これからの時代に欠かすことの出来ない情報セキュリティの専門知識と実践力を手に入れましょう。
私たちの日々の暮らしは、インターネットや情報システムのお陰で、便利で豊かになりました。 今後はさらに、AIや量子コンピュータなどの新しい情報技術の活用により一層の進化が期待される一方、その安全性を脅かすサイバー攻撃などの脅威に対する懸念も高まっています。 情報セキュリティは、この脅威を分析しリスクへの対策を施すことで、被害を最小限に抑え、 社会の安全・安心を実現します。
本学科では、理論から応用まで多彩な教員による情報セキュリティ全般にわたる講義に加え、 情報セキュリティ産学共同研究センターの最新設備による実践的な演習や、 産学共同研究を通じた現役社会人との共創の体験が可能となっています。 将来、社会の安全・安心の確保に向けて活躍する夢を持ち、 自ら学ぶ意欲のある学生を歓迎します。
情報セキュリティ学科学科長 小林 信博