長崎支部  山 下 尚 子



 学生の皆様、2日間大変お疲れ様でした。

 今回初めて面接官として参加させていただきました。

 私自身は就職活動を始めた時期が遅く、志望先も特に定まっていないまま地元で興味のある企業を数社受けました。その内の1社から内定をいただいたのは卒業間近でした。その為、恥ずかしながら皆様のような就職活動の経験がありません。
 私がアドバイス出来るような立場にないことは分かっていましたが、少しでも参考にしていただければと思い参加させていただくことにしました。

 私は数年前に転職を経験しているのですが、この転職活動が自信となっています。
今振り返ってみて共通して言えるのは、
この職場で働きたいというやる気だけは誰にも負けない自信があったということです。大袈裟にアピールをしたわけではありませんが、心の底から強く思っていました。自分よりも能力のある方が沢山いる中、採用が決まったのは、おそらくこの思いが通じた結果だと思っています。

 就職活動は自分を知ることから始まります。自分を知るということは自分の弱みとも向き合うことなります。私自身がそうでしたが、これはとても苦痛に感じますね。今回のセミナーでも厳しい指摘を受けたり、思うように伝えられなかったりと落ち込まれた方がいたかもしれません。しかし、辛い経験こそ成長する為の糧として前向きに受け取っていただきたいです

 この2日間の皆様の一生懸命な姿は私の目にはとても輝いて見えました。これから始まる就職活動の道は平坦ではないかもしれませんが、皆様の真剣な思いは必ず伝わります。しっかりと事前準備をした上で、自信を持って臨んでいただきたいと思います。

 皆様のご活躍を心からお祈りいたします。