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研究シーズ集

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地理空間情報の防災への応用
研究キーワード
地理空間情報、防災、3次元データ、航空写真、衛星画像、レーザスキャナ
学部学科
情報システム学部 情報システム学科
研究者
平岡 透 教授
研究目的
これまでに地理空間情報を活用した地域防災に関する研究を行っている.これらの研究をさらに発展させることと,長崎県の地域防災に適用することが本研究の目的である。
具体的には,地理空間情報の解析技術の向上と,長崎の豪雨災害や土砂災害への適用を考えている。
研究概要
台風,豪雨,地震,津波,火山噴火,崩落,地すべり,積雪,竜巻などの災害の防災・減災対策にこれまで多くの地理空間情報が活用されている。地理空間情報とは,空間上の特定の地点または区域の位置を示す情報とその位置情報に関連づけられた情報からなる情報である。防災への地理空間情報の具体的な活用例として,例えば,津波ハザードマップ,洪水ハザードマップ,土砂災害ハザードマップなどは地図をベースに作成されており,ハザードマップ作成で必要となる浸水範囲の計算には3 次元地形データが活用されている。また,東日本大震災(2011年3月),広島土砂災害(2014年8月),熊本地震災害(2016年4月)などの震災時において,被災地の状況を迅速に把握して,応急対策や復旧・復興対策を円滑に行うために,航空写真,衛星画像,航空機搭載型レーザスキャナデータが活用されている.このような活用を行う上で,地理空間情報を解析する技術が必要となる。
そこで,本研究では地理空間情報をこれまで以上に効率的かつ効果的に解析する技術を開発する.また,長崎大水害(1982年7月)や長崎における土砂災害を鑑み,長崎の豪雨災害や土砂災害への地理空間情報の適用を検討する。
用途・研究効果・実用化のイメージ
本研究の具体的な用途として,以下のことを考えている。
・ 地理空間情報を活用して,また新たな解析方法を開発することで,土砂災害が発生する危険度の高い地域や浸水する危険の高い地域を抽出する。
・ 豪雨災害時における避難所や避難場所の選定,避難経路の探索を行う方法を開発することで,地域住民の災害における安全性を向上させる。
関連情報
1. 平岡透,“大分川と大野川における大腸菌群数と降雨量の相関分析”,環境情報科学,Vol.45,No.1,pp.39-43,2016.
2. 佐藤龍治,平岡透,高見徹,安高尚毅,“避難所の収容人数を考慮した津波時の避難可能範囲の検証法”,写真測量とリモートセンシング,Vol.54,No.6,pp.300-308,2016.
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