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研究シーズ集

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Webナビゲーションと近距離無線通信技術によって公共交通の体系化を促し地域発ITSモデルの構築を目指す研究開発(地域ITS研究)
研究キーワード
ITS、 BluetoothLE(BLE)、 IoT、 ナビゲーションシステム、メディア研究
学部学科
国際社会学部 国際社会学科
研究者
森田 均 教授
研究目的
研究のフェーズⅠでは、街中のIoTインフラを整備するために長崎電気軌道の路面電車全停留所と車両の全てにBluetoothLE(BLE)ビーコンを設置した。フェーズⅡではBLEやNFC等の近距離無線通信技術、特定小電力無線などを利活用して位置情報、観光情報の効率的な提供を目的に実証実験を行った。これによって路面電車(移動手段)に情報網の機能が加わりインフラの融合が実現する。将来的には、交通・情報・電力の機能をICTにより統合化したインフラとして、災害時・緊急時にも対応可能な地域基盤とする。
研究概要
<乗換支援機能実証実験>長崎電気軌道の築町電停は、市内中心部の観光名所にも近いことから多くの観光客が乗降し乗換をする。その際に路面電車の利用や市内に不慣れな利用者は、乗り換えるべき車両を間違えることがある。この問題に対して電停設置及び車両搭載のビーコンとスマートフォン用アプリを組合せて、乗り換え案内及び降車電停通知などきめ細かいナビゲーションを実現させた。
<920MHzネットワーク実証実験>長崎市の乗り合いタクシーと長崎電気軌道の電停が結節するモデルポイントとして、新大工町周辺を選定し、特定小電力無線のホッピング機能を採用し、タクシーの接近を利用者に通知する等ビーコンの活用策を検討している。



↑ 地域ITSモデルの基盤として 提唱した運輸・情報通信・エネル ギーの統合インフラ「STING」


↑ BLEを活用したナビアプリの プロトタイプ画面遷移(今後アプ リに下記特許の実装を目指す)

用途・研究効果・実用化のイメージ
路面電車の軌道を原点として輸送・運輸、通信、エネルギーの複合インフラ(STING: integrated Service of Transport, Information network and Grid)を構築し、地域発のITS(高度交通システム)モデルを提唱することを目指します。これにより、離島部を含む地域の活性化に貢献します。研究成果は、公立大学の社会貢献として、可能な限り公開し、共有し、さらに研究を進めるために協働して頂ける産官学プレイヤー各位の参画をお待ちしています。
関連情報
•  総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)「Webナビゲーションと近距離無線通信技術によって公共交通の体系化を促し地域発ITSモデルの構築を目指す研究開発」(2014年-2017年3月)
• 「街のナビゲータが描く地域発ITSモデルの発展形」『第14回ITSシンポジウム2016(ITSジャパン) 発表論文集』(2016年11月9日) 森田 均・他 → ベストポスター賞
• 路面電車低床車両位置情報配信サービス「ドコネ」:地域ITS活動優秀事例表彰(2017年6月19日) ITSジャパン
• ナビゲーションシステム(特願2017-37002)
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