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研究シーズ集

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地域中小企業の経営戦略と成長・発展プロセスに関する研究
研究キーワード
経営戦略論、中小企業論、地域中小企業論
学部学科
経営学部 経営学科
研究者
田代 智治 講師
研究目的
本研究では、地域中小企業を研究対象に求められる経営戦略とは何か、そして地域中小企業の成長・発展プロセスを明らかにすることを研究の目的としている。とりわけ、中小企業論を理論的背景とした、これまで「競争」といった概念を中心に主に大企業を研究対象として構築され発展してきた経営戦略理論とは異なる視角を提示することを狙いとしている。
研究概要
疲弊する地方経済の活性化は喫緊の課題であり、多様で複雑化するグローバル経済化において停滞化、硬直化を打ち破るような処方箋が地域で希求されている中、「市場競争の苗床」「イノベーションの担い手」「雇用機会創出の担い手」「地域経済発展の担い手」として地域中小企業に大きな期待が寄せられている。
この課題に応えるには、「『異質多元 』である『中小企業』を一つの層や群」として探求する日本の中小企業研究学説の絶対視を越えて、経営学視点から方法を相対化するなどの検討が必要となる。これまでの中小企業研究では、経済学的に中小企業を「群」や「層」として捉え構造を把握するような独自の理論を持ち得てはいるものの、そこで明らかにされるべき中小企業の中身に焦点をあてた経営学的独自理論を欠いている。もとより、これまでの中小企業研究を理論的背景とする経営戦略や成長・発展プロセスといった経営行動に焦点をあてた研究の積み重ねは乏しく、十分な議論と検討がなされているとは言い難い。
本研究では、地域密着型企業である地域中小企業の存立維持可能性向上や持続可能性向上に貢献するであろう求められる経営戦略と成長・発展プロセスについて中小企業論のパースペクティブから理論的かつ実証的に検討していく。これが本研究の意義である。また本研究は、地域振興や地方経済活性化といった実務的かつ政策にも繋がる議論でもある。
用途・研究効果・実用化のイメージ
• 研究成果を活用した大学のコンサルティング機能の向上
• 中小企業振興
• 地域活性化
• 創業促進
• 地域を担うアントレプレナーの育成
関連情報
https://researchmap.jp/tashiro-tomoharu
【著書】
田代智治「北九州の惣菜屋による地域コミュニティ再生にむけた挑戦」,共著(担当範囲:第4章67-83頁),池田潔・前田啓一・文能照之・和田聡子(編著)『地域活性化のデザインとマネジメント―ヒトの想い・行動の描写と専門分析』,晃洋書房,2019年11月,総頁数226頁,ISBN:9784771032637.
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