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研究シーズ集

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企業の社会的責任における責任概念の研究
研究キーワード
企業の社会的責任(CSR)、役割責任、結果責任、CSRコンフリクト、協働
学部学科
経営学部 経営学科
研究者
津久井 稲緒 准教授
研究目的
企業の社会的責任論における責任概念は、「役割責任」が中心であり、拡大化する役割責任と取り切れない結果責任という「CSRコンフリクト」の問題が指摘されている。このCSRコンフリクトを解消するために、他主体との協働にその可能性があると考え、企業と地域社会との協働、合意形成に関する
研究等を継続している。
研究概要
①企業と地域社会との協働「包括連携協定」に関する研究
企業と地域社会との協働に関しては、経営学ではCSR(企業の社会的責任)論で議論されてきた。
その中でも、「CSRコンフリクト(拡大化する役割責任と取りきれない結果責任)を最大の問題と捉え、企業と自治体における「包括連携協定」に、そのコンフリクトを解消する可能性があると考え研究を続けてきた。これまでの研究では、包括連携協定に実践上の機能性は見出されたものの、コンフリクトの解消に機能するかどうかは、今後の検討課題である。

②企業と地域社会との協働に関する理論の変容
企業と地域社会との協働は、企業からはCSR(企業の社会的責任)論として、地域社会からは公共政策論、地域社会論等の分野で議論されている。複数学問領域における理論を整理し、CSRコンフリクトの解消に資する理論を構築する。

③近年の企業と地域社会との協働の実践の整理
近年の企業と地域社会との協働の実践について、類型化(例えば包括連携協定はその一つ)と実践上の機能性を検討するためのフレームワークを構築する。
用途・研究効果・実用化のイメージ
企業の社会的責任活動、社会貢献、企業と他主体との協働等に関する事項。
関連情報
「自治体と企業との包括連携協定の可能性」 『日本経営倫理学会誌』 第24号 (2017年2月)
「CSR実践の整理」 『経営学論集』 第86巻(2016年6月)
「住民との協働による合意形成のあり方に関する研究」 『かながわ政策研究・大学連携ジャーナル』 第6巻(2014年3月)
「広域自治体のコミュニティ政策」 『かながわ政策研究・大学連携ジャーナル』 第4巻2号(2013年3月)
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