好きなもの

<The Beatles>

中学1年(1972年頃)の時に「Let It Be」をラジオで聞いて、「下痢ピー?? 変な歌!」と思ったんですがとても印象に残ったのが初めです。 友人にファンがいて私も聞くようになりました。はまった時にはすでに解散していたので、リアルタイムに体験できた数年上の先輩たちが羨ましく てたまりませんでした。はじめは控えめなジョージが好きでした(あるインタビューで、学校時代の自分はろくな生徒ではなくて、良い思い出がほとんどない、と答えて いたのが、かっこ良く感じました)。「Do you want to know a secret」「ベートーベンをぶっ飛ばせ」「みんないい娘」「I need you」「Taxman」「While my guitar gently weeps」「Here comes the sun」「Something」など、ジョージが歌う曲は今でもかっこいいなあと思います。その後は、次第にジョンに傾倒していきました。1980年12月にジョンが射殺された時、私は大学生 で、ちょうどその日は試験の日でした(科目は覚えていません)。何だか気が抜けてボーっとしていたことを思い出します。200曲以上ある歌のほと んどが好きですが、アルバムなら「A Hard Day’s Night」「Abbey Road」が特に好きです。楽曲では、「恋するふたり」「恋のアドバイス」「In my life」 「Yes it is」「パーティーはそのままに」などが特に好きです。「恋するふたり」は、中学か高校の頃、ある日曜日の朝、布団の中で聞いていたラジオから 突然聞こえてきました。朝の日差しがサッと差し込んで来て、音楽も頭にドカンと入ってきました。その衝撃は今も鮮明です。「ビートルズがやって来る! ヤア!ヤア!ヤア!」の映画の中で、4人が列車の中でカードに興じる場面で流れる曲でもありますが、ジョンのさびの高音が何とも言えない感じで元気 がでました。もちろんその他のいわゆる代表曲とされている曲も大好きです。


<阪神タイガース>

田舎に育ったせいか、物心ついた頃はもちろん巨人(ジャイアンツ)が好きでした。もともとあまのじゃくな性格からか、決してアンチ巨人とい うわけではなかったと思うのですが、中学に入る頃から何故か阪神タイガースを応援するようになりました。その頃はいつも負けてばかりいて、 いわゆる「お家騒動」も頻繁でしたが、そんなダメなところがどこか自分の中のコンプレックスと呼応して応援したくなったのではないかと思い ます。その頃はたぶん私が生きているうちにタイガースの優勝を見ることはないだろうと思っていましたが、1985年にバース・掛布・岡田などの 強力打線の活躍で21年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした時は感慨無量でした。これからも、強くても弱くてもたぶんファンはやめないだろうとおもいます。甲子園球場には今までに1度しか観戦に行ったことはないのですが、 勝って「六甲おろし」を歌いながら駅まで歩いたのがとても印象に残っています。


好きな言葉

「本来的な才能とは、自分の出来ることを信じることだ」John Lennonの言葉です。高校時代に、ビートルズの雑誌を 読みまくっていた頃、ジョンの言葉として、この言葉が目に留まりました。才能はもとより容姿を含めて何事にも自信がなかった私には何か羨ましい響きがしましたが、 それ以来、自信を無くしかけると、いつもこの言葉を口に出して自分を鼓舞しています。もう一つ、オーストラリアに留学していた時、そろそろ帰国が迫ってきた頃、 実験の最終的な解釈がどうしてもうまくいかなくて、もがいていた私に、恩師であるMackay先生が、そっと教えてくれた言葉です。 「Life is not meant to be easy.」人生、そうそううまくいくもんじゃない。オーストラリアの偉い政治家が言った言葉だと、説明していただいたような気が します(英語が堪能ではないので聞き間違いかもしれません・・・)。いつも厳しい先生でしたが、家族ぐるみのプライベートではとても親切にしていただき、私に とって一生の恩師です。この言葉は、いつか後輩を励ます時に言ってあげたいな、と思っています。