「地域計画論」特別講義!Pionierが語る「長崎のカルチャーと場づくり」
2026-06-29
カテゴリ:お知らせ
Pionierは、コロナ禍以降、長崎大学在学時代から活動を展開してきた若いクリエイティブユニット、ローカルプレーヤーです。イベント企画、デザイン、音楽、エフエム長崎で放送されたラジオ番組「砂漠を泳ぐ野良猫」など、多様な表現活動を通じて、長崎のまちに新しい“遊び場”や“出会いの場”を生み出してきました。
講義では、「長崎にしかないカルチャーシーンをつくりたい」という思いを軸に、コロナ禍で人と人が集まりにくかった時期にどのように場を立ち上げてきたのか、地方都市でカルチャーをつくることの面白さと難しさ、そして「何もない」と言われがちな場所をどのように魅力ある空間として読み替えていくのかについて、具体的な実践をもとにお話しいただきました。特に印象的だったのは、「制約を楽しむ」という視点です。人口規模、場所、予算、時間、制度、空間の使い方など、地方都市で活動を進める際には大都市と比較した場合、さまざまな制約があります。しかし、 Pionierの実践は、それらを単なる不足として捉えるのではなく、表現や工夫の出発点として受け止めるものでした。
広い会場がなければ、海辺や小さな商業空間を活用する。大都市のような選択肢がなければ、長崎にしかないニッチな空間を見つける。完成された場所がなければ、そこに集まる人たちとともに空気をつくっていく。こうした姿勢からは、地域の条件を丁寧に読み取りながら、自分たちの感性をまちの中に根づかせていく力を感じることができました。
今回の講義は、学生にとって、まちづくりや地域計画を行政計画や制度の視点からだけでなく、音楽、アート、ファッション、遊び、偶然の出会いといった身近な文化的実践から考える貴重な機会となりました。
Pionierの春田氏、衣川氏には、刺激的で示唆に富む講義を行っていただきました。
心より感謝申し上げます。





