十八親和銀行 山川信彦頭取が「キャリアデザイン」で授業
2026-02-06
カテゴリ:お知らせ
2026年2月4日(水)、全学教育科目「キャリアデザイン」において、株式会社十八親和銀行 代表取締役頭取の山川信彦氏をお招きし、講義を実施いたしました。
今回の講義のテーマは「今後の人生を考える」。長崎県西海市出身であり、地元へのUターンを経てトップに上り詰めた山川頭取の歩みとともに、激動の時代における「パーパス(存在意義)」の重要性についてお話しいただきました。
講義の前半では、金融業界の現状と、合併を経て地域で果たす同行の重要な役割について解説されました。従来の「預金・為替・貸出」という三大業務に加え、現在は人口減少や少子化といった地域課題の解決に主体的に取り組む「地域共創銀行」としての姿を強調されました。
中盤では、山川頭取自身の「社会人としてのキャリア」に焦点が当てられました。順風満帆に見えるキャリアの裏側で、若手時代の「転職願望」、バブル崩壊後の「銀行の経営危機」、そして「実家の家業の経営危機」という3つの大きな危機に直面したエピソードを披露。それらを乗り越えられたのは、自身の根底に「なぜ働くのか」という確固たるパーパス(存在意義)を持っていたからだと、熱いメッセージを学生に送られました。
後半は、不透明な「VUCAの時代」を生き抜くためのアドバイスとして、「スキルや知識は変化に対応するための道具だが、価値観や信念はどんな環境でもブレない根本的な理由になる」と、自己理解の深化を促されました。
最後に、黒澤明監督の映画『生きる』などの紹介を交えながら、「人生の価値は、いかに多くの人々を幸福にしたかで決まる。『あなたに出会えてよかった』と言われる人生を歩んでほしい」と締めくくられました。
地元経済を牽引するリーダーの言葉に、受講した学生たちは、大学での学びの先にある「自らの生き方」について深く考え、刺激を受ける貴重な機会となりました。

