公共政策学科生が大村市主権者教育「票育」授業を実施
2026-02-02
カテゴリ:お知らせ
2026年1月13日、長崎県立大村高等学校において、大村市主権者教育事業「票育」の授業が実施されました。本事業は、大村市選挙管理委員会および株式会社POTETO Mediaの協力のもと、県内の高校生・大学生が「票育クルー」として参加し、数か月にわたる研修や民間企業へのヒアリング、市長室訪問(大村市長との意見交換)などを経て、地域課題を調査・分析し、若い世代に向けた主権者教育授業を自ら企画・運営する取り組みです。
授業本番では、地域の課題に対する解決策を中高生に提示し、模擬選挙を通じて考える「模擬投票型」の授業が行われました。
今回は、公共政策学科4年生の惠美妃都音さんと藤田玲羽さんが模擬投票に向けた市長候補役を、同学科3年生の野口結花さんが司会進行を担当しました。今回、票育クルーの中には大村高校出身の大学生の姿もあり、偶然にも母校で主権者教育をお届けする機会にもなりました。
大村高校の生徒たちは、架空のまち「O村市」を舞台に、候補者が掲げる公約や政策案(まちの活性化策)についての演説を聞いた後、グループディスカッションを実施。どの政策案がより望ましいかを話し合い、最終的に投票先を決定しました。
惠美候補は「防災に明るいO村市へ」をテーマに、市民の防災意識向上を目的とした防災運動会や防災デジタルスタンプラリーの実施を提案。一方、藤田候補は「O村の交通を、今、ひとつへ」を掲げ、交通空白地域や地域間格差の解消に向けて、地域交通アプリの導入やライドシェアとポイント制度を組み合わせた施策を提案しました。
模擬投票の結果は、わずか1票差で藤田候補が当選。10年目を迎える「票育」授業の取り組みの中でも、1票差での当選は初めての出来事となりました。
司会を務めた野口さんは、「1票というわずかな差が、地域の政治やまちづくりの未来を左右することがあります」と語り、生徒たちに投票行動の重みを伝えました。
今回の授業を通じて、生徒たちは政治や選挙を「自分ごと」として捉え、地域の課題を考え、意見を交わし、選択する経験を積むことができました。本学としても、今後も地域と連携しながら、次世代の主権者育成に貢献していきます。





