公共政策学科 石田准教授と学生が「探究学習導入講座」を伊万里高校で実施
2025-11-19
カテゴリ:お知らせ
2025年11月6日、佐賀県立伊万里高等学校にて、公共政策学科の石田聖准教授が「探究学習導入講座」を実施しました。同校では、新学科「MIRAI進学科」が設置され、文理を横断した新たな学びのスタイルによる教育が進められています。
そこで今回、1年生を対象に「探究とは何か」「政策提言とは何か」について講演を行いました。最終的には伊万里市への政策提言を目指します。
当日は、公共政策学科2年生(石田ゼミ所属)の松永優生さんも登壇し、大学での探究的な学びの実践や、高校と大学での学びの違い、地域課題に向き合う姿勢について高校生向けに語りました。高校生にとって身近な先輩の体験談は、これから始まる探究活動への刺激にもつながったようです。
講演では、地域の「総合計画」を探究の教材として活用する意義にも触れました。総合計画は、行政の政策文書であると同時に、地域の将来像を描くための市民との対話・議論の成果でもあります。
多くの市民にとって読んだことがなく馴染みの薄い方も多いですが、近年は各自治体で文面・デザインも改善され、伊万里市でも市民向けに読みやすく工夫されています。地域の現状や課題を把握する基礎資料として、探究学習の導入にも非常に有用です。
先行事例として岡山県新見高等学校における生徒主体の「請願」が、市議会や地域社会を動かした事例を紹介し、高校生による政策提言が地域づくりに実際の変化をもたらしうることを伝えました。
今後は、探究の取り組みを学校の枠に留めず、行政、住民、企業、NPOなど地域全体で支える仕組みを整え、伊万里市においても探究を通じた政策提言が地域の未来を形作るきっかけとなることを期待しています。




