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日本脂質栄養学会第34回大会にて本学 大学院生が若手優秀演題賞を受賞!
2025-10-24
カテゴリ:お知らせ
(大学院 栄養科学コースからの投稿)
 
2025年9月19日(金)~20日(土)に開催された日本脂質栄養学会第34回大会において、本学大学院 栄養科学コース修士1年 岩崎栞里さん(指導教員:栄養健康学科 城内文吾教授)が「若手優秀演題賞」を受賞しました。 
※日本脂質栄養学会では、例年、若手研究者を対象に若手優秀演題賞を授与しています。審査員は候補演題を傾聴された全会員であり、投票により対象者が決定となります(演者の共著者は審査員に含まれない)。 
 
発表概要は以下の通りです。

発表演題:ホスファチジルイノシトールがMASLDモデルマウスのエネルギー代謝および脂質代謝に及ぼす影響 
発表者:○岩崎栞里、城内文吾 
発表概要:本研究では、グリセロリン脂質クラスに属するホスファチジルイノシトール(PI)を摂取することで、疾患モデルdb/dbマウスにおける肥満および代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)の発症が抑制されることを世界で初めて明らかにしました。また、その発症抑制作用には、UCP1非依存的な熱産生の亢進に伴うエネルギー消費量の増加、食餌脂肪吸収の抑制、さらに肝臓における脂肪酸合成の抑制が関与していることを示しました。 
 
なお、本研究は公益財団法人エリザベス・アーノルド富士財団、JSPS科研費(23K10965)および学長裁量教育研究費の助成を受けて行われています。 
 
本研究で得られた知見は、リポクオリティ研究におけるグリセロリン脂質の新たな可能性を示すものであり、今後の岩崎さんの更なる研究発展と活躍が期待されます。 
 
授賞式でのスピーチに臨む岩崎さん 
地域創生研究科栄養科学コース・岩崎栞里さん(左)と栄養健康学科・城内文吾教授(右)
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