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国際経営学科が令和7年度「海外ビジネス研修」報告会を開催!
2025-12-17
カテゴリ:お知らせ
長崎県立大学経営学部国際経営学科では、今年度も3年生全員を対象とする「海外ビジネス研修」を実施しました。
「海外ビジネス研修」は、約3週間(8月中旬~9月上旬)、海外での企業インターンシップを体験するもので、11月19日および26日の両日、学内において学生による報告会を開催しました。報告会当日は、テレビ佐世保のカメラが入り、学生インタビューとともにケーブルテレビで放映されました。
本年度は、タイ(バンコク)、ベトナム(ハノイ、ホーチミン、ダナン)、マレーシア(クアラルンプール、イポー)、インドネシア(ジャカルタ、バンドン)、カンボジア(プノンペン)で研修を実施しました。また、初の試みとして、国内でもハウステンボスにおいて研修を実施しました。
この研修は、グローバルな視点で様々な企業の課題に主体的に対応できる人材の育成を目的としており、学生は、経営に関する知識・知見及び外国語を用いたコミュニケーション能力を身に付け、海外展開する企業や団体で活躍できる人材へと成長することが期待されています。
この場をお借りして、学生を受け入れて下さった企業・団体の皆様に深く感謝いたします。以下、それぞれの研修地域における研修の概要を紹介させていただきます。
【海外研修の概要】
| 地域 | 参加学生 | 主な研修先(業種) | 研修概要 |
| タイ(バンコク) | 7名 | AOTS(海外産業人材育成協会)、NXタイロジスティクス株式会社、NX商事株式会社、パーソネルコンサルタント | タイでは、7名が4つの企業に分かれてインターンシップを経験しました。本年度は、AOTS(海外産業人材育成協会)、NXタイロジスティクス株式会社、NX商事株式会社、パーソネルコンサルタントの各先に学生を受け入れていただきました。学生たちは、教室で学んだ経営学の知識を、実際のビジネスの場において実践する貴重な機会を得ることができました。また、在タイ王国日本国大使館、JICA、JETRO、バンコク日本人商工会議所、国連、タイ投資委員会を訪問し、タイの経済情勢や日タイの経済協力等に関するブリーフィング(説明)を受けました。このうちJICAでは、青年海外協力隊員の活動現場を視察させていただいたほか、国連では、チュラロンコン大学の学生とともに、英語でSDGsに関する講義を受講しました。 |
| ベトナム(ハノイ) | 12名 | 日本貿易振興機構(JETRO)ハノイ事務所、One Value Vietnam 、Niinuma Vietnam、B & Company、Nippon Koei Vietnam International | ベトナムの首都であるハノイ市でのインターンシップには、12名が5つの企業に分かれて参加しました。海外ビジネス研修の1日目から2日目にかけては、日本貿易振興機構(JETRO)ハノイ事務所、One Value Vietnam 、Niinuma Vietnam、B & Company、Nippon Koei Vietnam Internationalを訪問し、質疑応答を通じて現地経済の概要、各企業の展開事例、および今後の動向について座学研修を実施しました。そして、3日目からは、法律・会計コンサルティング会社、建設コンサルティング会社、商社などでインターンを行い、実務を通じて、ベトナム市場の特徴や異文化環境での働き方を体験しました。参加した学生からは「海外で働くことの大変さと楽しさ、文化や慣習の違いを実感し、海外で働くという具体的なイメージを持つことができた」との声が聞かれました。 |
| ベトナム(ホーチミン) | 12名 | JETROホーチミン事務所、NNR Global Logistics、NIPPON KOEIベトナム事務所、Hakuhodo Vietnam | ホーチミン市で行われた海外ビジネス研修には、8つの企業に分かれ、12名の学生が参加しました。研修に先立って、JETROホーチミン事務所、NNR Global Logistics、NIPPON KOEIベトナム事務所、Hakuhodo Vietnamなどで、ベトナム経済やホーチミンのビジネス環境について講義を受講しました。現地で実際に働く方々から直接お話を伺うことで、ニュースや資料だけでは分からない「生のビジネス」を学ぶことができました。3日目からは、公的機関、製造業者、会計事務所、広告代理店、物流、コンサルティング、イベント会社など、それぞれの企業で本格的なインターンが始まりました。右も左も分からない環境の中で、計画書を一から作成する経験や、社員の方々と協働しながら業務改善の提案を行う機会もあり、まさに実践の連続でした。学生の一人からは、「実務に携わることで、ビジネスの解像度が一気に上がり、企業のリアルな課題に向き合い、最終プレゼンで改善提案を発表できたのは非常に意義深い」との感想を得ています。街にあふれるバイクや車の渋滞からも国の成長の勢いを感じ、ライドシェアの便利さには驚かされました。休日には博物館や郊外の河川ツアーにも出かけ、学びと異文化体験の両方を楽しむことができました。今回のプログラムは、国内に留まっては得られない、貴重で充実度の高い経験が詰まった研修となりました。 |
| ベトナム(ダナン) | 5名 | Sinaran Vietnam(カメヤマローソクの生産会社)、さくら日本語センター、越日学校 | ベトナム中部の都市ダナンでは、5名の学生がSinaran Vietnam(カメヤマローソクの生産会社)、さくら日本語センター、越日学校でのインターンシップを行いました。研修期間中のベトナムの連休には研修生全員で、世界遺産であるホイアンへ視察・見学にも行き、日本とベトナムとの歴史的関係を学びました。学校での研修では、同年代の学生との交流や小・中・高校の児童・生徒との交流を通して「海外に出て働く、交流をする際には、改めて日本や日本語について、見直し、学ぶこと」が必要だという気づきも得たようです。さらに研修を通して、「海外で働くということについて、現実感を持つことができた」という感想も聞かれました。 |
| マレーシア(クアラルンプール) | 6名 | 危機管理サービス、コンサルティング、人材育成を営む3つの企業 | マレーシアでは6名が3つの企業(危機管理サービス、コンサルティング、人材育成)に分かれてインターンシップを行いました。マレーシアでの生活や英語に苦労しつつ、表からは見えない日々の業務を手伝うと同時に、それぞれ与えられたタスクに主体的に取り組みました。研修を通じて、多民族国家ならではの社会の様子も垣間見ることができました。 |
【国内研修】
本年度は、初の試みとして海外ビジネス研修の国内研修をハウステンボスで実施いたしました。
本年度は、初の試みとして海外ビジネス研修の国内研修をハウステンボスで実施いたしました。
この研修では、国内にいながらにしてグローバルな環境で実務に携わることを目的とし、学生は以下のような貴重な経験を積みました。
| 実施場所 | 参加学生 | 研修概要 |
| ハウステンボス(佐世保市) | 2名 | 2名の学生がハウステンボスのホテルデンハーグでインターンシップを経験しました。1名はレストランに配属され、主な業務として、バッシング(片付け)、リストック、アテンド、朝食・ランチビュッフェのセッティングなどを担当しました。もう1名は、ホテルのフロントに配属され、お客様のアテンドやチェックイン時の荷物の振り分けなどを行いました。国内での研修でしたが、教育係を外国人スタッフが担当し、また海外からの宿泊客も多かったことから、予想以上に英語を使う機会が多くありました。また、ハウステンボスでは、英語圏以外の外国人スタッフも多く、国内研修でありながら多文化共生を感じることもできたようです。 |
【その他の研修地域】(学生開拓先)
以下の先は、学生が自ら探してきたインターンシップ先です。
| 地域 | 参加学生 | 主な研修先(業種) | 研修概要 |
| カンボジア(プノンペン) | 1名 | 日本貿易振興機構(JETRO)プノンペン事務所 | カンボジアの首都プノンペンでは、日本貿易振興機構(JETRO)プノンペン事務所にて1名が3週間のインターンシップを実施し、現地の経済動向や日系企業の活動実態に関する理解を深めました。研修期間中は多岐にわたる業務に従事しました。具体的には、現地経済やビジネス環境に関するブリーフィングへの同席、企業との商談での議事録作成、ジョブフェアでのセミナーへの登壇などの経験をしました。また、ジョブフェアの内容を JETRO の「ビジネス短信」として記事化・発信する業務にも携わりました。3週目には市内スーパーでの市場調査を実施し、事務所内で報告を行いました。加えて、繊維工場の視察や官民合同会議への参加を通じて、日系企業の課題と政策対応の現場を体感しました。当時のタイ・カンボジア国境封鎖の影響も現地で直接感じることができ、国際的なサプライチェーンの脆弱性とその対応の難しさについて実感を伴って学ぶことができました。現地で活躍する企業関係者との交流を通じて多様な視点を得ることができました。本研修を通じて、カンボジアにおける経済・産業の現状を多角的に理解するとともに、国際的なビジネス支援の現場における経験を積むことができました。この経験は、今後の進路選択や学術的探究においても、大きな示唆を得る貴重な機会となりました。 |
| マレーシア(イポー) | 1名 | カマヤ・エレクトリック(M)社(チップ抵抗器製造) | マレーシアのイポーでもインターンシップ・プログラムに参加する貴重な機会を得ることができました。以前にも何度かこの地を訪れたことはありましたが、主にチップ抵抗器を製造するカマヤ・エレクトリック(M)社に密接に接するのは今回が初めてでした。インターンシップでは複数の部門にてOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を受けました。特に品質管理(QC)に関心を持ちましたが、QCはカイゼン活動やリーン生産方式(カンバン)を通じて日本の製造企業に導入された概念です。日常のプログラムに加え、海外インターンシップならではのメリットとして、マレーシアの多文化的な食文化や現地の人々との交流も楽しむことができました。 |
| インドネシア(ジャカルタ、バンドン) | 4名 | 家電メーカー、アパレル、コーヒーメーカー | インドネシアでは、ジャカルタに1名(家電メーカー)とバンドンに3名(アパレル、コーヒーメーカー)に分かれて、インターンシップを実施しました。製造工程の見学、打ち合わせへの同席、提案書の作成など、多岐にわたる実務に携わり、それぞれが充実したインターンシップを経験しました。週末もスタッフとの交流などを通じて、これまでイメージしにくかったインドネシアを肌で感じることができました。 |
最後に、海外での貴重な就業体験のためにご尽力くださった多くの研修先の皆様をはじめ、大使館や政府機関など関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。
※以下、活動記録写真

















