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学生広報スタッフ 「教員取材企画 第三弾」~実践経済学科 教授 岡本 洋幸先生~
2025-12-23
1、具体的な研究内容について教えてください
私の専門分野は、九州経済論です。
九州と長崎の産業構造や特徴を踏まえた上で、今後の地域の発展を考える研究を行っています。
2、教員を目指したきっかけを教えてください
私は2025年3月まで研究機関に在籍し、経済図書館の運営や調査研究活動などに携わってきました。教員を志した理由の一つは、ふるさと長崎に貢献したいという思いからです。
前職では大学生向けに講演を行う機会もあり、学生たちが学びに真剣に向き合う姿に心を動かされることが多くありました。さらに、大学院での学びを通じて「学ぶこと」の尊さを実感していたこともあり、長崎県立大学の教員公募に応募しました。
3、学生時代の思い出を教えてください
私は、体育会系の運動部に入り、部活に打ち込んでいました。
部活に入った理由は、社会で生きていくために心を鍛えたいという思いからです。
心は自分一人では鍛えることが難しいですよね。
部活に入ったおかげで、嫌なことが起こってもそれを乗り越え改善していくといった、ポジティブマインドが身に付いたと思います。
「今はきつくても、時間が経てば乗り越えられる」と、思えるようになったのは、自分にとって非常に大きな財産です。
親に負担をかけたくなかったので、アルバイトと部活をかけもちしていました。しかし、非常に辛く、よく体調を崩して保健室に通っていました。
そのうちに職員の方と顔見知りになり、その繋がりで、条件の良いアルバイトを優先的に教えていただけるようになりました。
4、おすすめの本を教えてください
組織で働くようになると、方針の違いや意思決定のスピードなど、個人の努力だけでは解決しにくい問題に直面します。
私自身がそうした悩みを抱えていた時に出会ったのが、「失敗の本質」です。
この本は、失敗を組織全体の学びに変えるための視点を与えてくれます。読み終えた後、仕事の見方が少し変わりました。
社会人になったら、心に残った一冊をきっかけに仲間を募り、勉強会を開催することをおすすめします。社会に出ると、仕事以外で新しく友人を作ることは意外と難しくなります。
共通の問題意識があると、人は深くつながることができます。
本の勉強会は、その問題意識をもとに仲間が集まり、解決の糸口を探るための場です。一冊の本をきっかけに、同じ志の仲間と出会い、その輪を広げていってください。
5、社会人時代のエピソードを教えてください
新規事業を立ち上げ、その際に既存のスタッフではなく、新たに人材を採用してチームを再編した経験があります。とても難しい決断の連続でした。
事業のスタート直後は、想定していたほど顧客は増えませんでした。そこで私はスタッフとともに街頭に立ち、チラシ配りをはじめ、できることを一つずつ積み重ねました。
すると、「そこまでやるのか!」と現場や周囲の意識が変化し、顧客は次第に増えていきました。
この経験を通じて、リーダーは言葉だけでなく、まず自らの行動で示すことが周囲の意識と行動を変えるうえで重要だと学びました。
このような社会人経験を背景に、学生には「十分に考え尽くしたら、自ら動いてみる」姿勢を大切にするよう伝えています。
6、学生におすすめしたいことはありますか?
日記をつけることです。
皆さんが一番知りたいことは、やはり自分自身のことだと思います。
自分の強み、弱み、好きなこと、苦手なこと、これらを踏まえたうえで就活や、その先の色々なキャリアの選択をすることになります。
しかし、自分自身を知るのはとても難しいです。そこで、自分自身の姿を少しでも知ることができるのが日記です。
私は、日々の出来事や考えたことを簡単に書いています。続けるうちに自分の気持ちが自然と整理されていきます。
読み返すことで、自分の成長や考え方の癖がわかるようにもなります。日々、日記をつけることでメンタルが安定し、就活時にも非常に役立つと思います。
7、これからどんな学生を育てていきたいですか?
岡本先生の思い・秘密を知ることはできたでしょうか。
岡本先生、お忙しい中取材に応じてくださり、ありがとうございました。
取材・記事作成者
地域創造学部 実践経済学科 2年 荒殿麻緒
地域創造学部 実践経済学科 2年 宮田桜
経営学部 経営学科 2年 武田悠希
経営学部 経営学科 1年 永島理那



