研究情報詳細

氏名

久木野 憲司(クギノ ケンジ)
KUGINO Kenji

所属

栄養健康学科

職名

教授

学歴

  • 徳島大学 博士課程

取得学位

  • 学位区分:博士、学位名:保健学博士、学位の分野:環境生理学(含体力医学・栄養生理学)、授与機関:徳島大学、論文題目名:Induction of mitochondrial swelling in isolated pancreatic acini by excess lysine.、取得年月:1989年12月

学内職務経歴

  • 教授 本務 常勤 2008年04月01日 ~ (継続中)

学外略歴

  • 佐賀短期大学 専攻科 助教授 学位授与機構設置審査会教員組織審査を経て佐賀短期大学専攻科助教授 常勤 1995年04月01日 ~ 1999年03月30日
  • 山口県立大学 社会福祉学部 助教授 大学設置審議会教員組織審査を経て山口県立大学社会福祉学部助教授 常勤 1996年04月01日 ~ 2000年03月31日
  • 西九州大学 教授 客員教授(1期目) 常勤 2000年04月01日 ~ 2002年03月31日
  • 西九州大学 教授 客員教授(2期目) 常勤 2002年04月01日 ~ 2004年03月31日

所属学会

  • 社団法人日本酪農乳業協会学術研究会 1989年04月 ~ (継続中)
  • 日本栄養・食糧学会西日本支部 1999年10月 ~ 2006年03月
  • 日本家政学会九州支部 2000年06月 ~ 2006年05月
  • 日本栄養・食糧学会九州沖縄支部 2006年04月 ~ (継続中)
  • 佐賀県体育協会スポーツ医科学研究会 1990年03月 ~ 1995年03月
  • 九州経済産業局九州バイオクラスター検討会 2006年04月 ~ 2007年03月

所属委員会

  • 山口県骨粗鬆症予防対策検討委員会 1994年04月 ~ 1996年03月

専門分野(科研費分類)

  • 生活科学一般 機能形態学
  • 食生活学 栄養生理学

論文

  • 「Relationship Between Tissue Structural Collapse and Disappearance of Flesh Transparency During Postmortem Changes in Squid Mantles」 『Journal of Food Science』 第74巻 PE495-501 (2009年12月) Kugino M 、Kugino K 、Tamura T and Asakura T 共著
    概要:生きたイカの外套膜は透明度の高い透き通った筋組織である。自然界にある透明生物組織の一つであるが、死後変化によって透明度が失われ不透明の白色を呈するようになる。イカ筋肉の透明度が失われる現象については多くの研究者が観察結果を報告しているものの、透明生物組織がその透明度を失うことになるメカニズムについて言及した報告はない。本研究ではイカ筋組織が透明であることと死後にその透明度が失われるメカニズムについて、透過電子顕微鏡下における組織学的観察から一つの仮説を構築することを試みた。また、死後に筋組織の透明度が低下する速度に保存方法の影響があるのかについても検討した。本実験結果より、透明生体組織であるイカ筋肉では筋肉中ATPの枯渇が契機となって透明度は低下することが明らかとなり、壊死した筋肉では自己消化によると思われる筋線維間微細構造の崩壊が観察された。このことから、イカ肉では緻密接着した筋微細構造が死後の自己消化で崩壊し、入射した可視光線の組織内乱反射を引き起こして光の透過率を低下させて筋肉の透明度を失わせるのであろうとの仮説が提唱された。また、漁獲後の生きたイカを冷蔵輸送、冷海水蔵輸送、活魚輸送、即殺して輸送したそれぞれの場合におけるイカ肉の透明度の変化を比較したところ、活魚輸送と即殺して輸送したイカ肉が長い期間透明度を保つことができた。
  • 「Neuroimaging and histopathological evaluation of delayed neurological damage produced by artificial occlusion of the middle cerebral artery in Cynomolgus monkeys -Establishment of a monkey model for delayed cerebral ischemia.」 『Exp Toxicol Pathol』 第56巻 P9-16 (2007年06月) Hirouchi Y, Suzuki E, Mitsuoka C, Jin H, Kitajima S, Kohjimoto Y, Enomoto M, Kugino K 共著
    概要:ヒトでは脳梗塞部とは別に遠隔非虚血部の黒質と視床で遅発性障害が起きると報告され、小動物の虚血モデルでもこの現象は確認された。しかし、小動物モデルとヒトでは障害機序が異なり、また、臨床例では障害過程を組織学的に検索できない。本研究では、ヒト脳梗塞に極めて類似するカニクイザル中大脳動脈(MCA)閉塞モデルを用い、遠隔非虚血部の黒質と視床に発現する遅発性神経細胞障害の過程を検索した。その結果、MCA 閉塞1週後に遠隔非虚血部の黒質に浮腫が生じ、TH 陽性神経細胞減少と反応性アストロサイトの著しい増生が認められ、アストロサイトを介した神経毒性作用が示唆された。
  • 「中国黒龍江省と内モンゴル自治区に住む中年女性のBMI」 『肥満研究』 第8巻 P201-208 (2007年08月) 于 秉柯、金子 真紀子、水沼 俊美、古川 恵子、康 荻、久野 一恵、久木野 憲司、坂井 堅太郎、于 維漢 単著
    概要:中国黒龍江省と内モンゴル自治区の中年女性801名を対象に身体状況調査を行った。BMIを職業別、年齢階級別、民族別に求め、これらを「中国国民栄養と健康状況調査2002」と比較した。BMIによる体重分類をアジア人と中国人の2つの分類基準によって分類して比較した結果、BMIは農民、農牧民、町民の順に有意に高かった。調査地住民の身長と体重を中国人平均値と比較すると、調査地が有意に高かった。成人中国人の体重分類の「正常体重」に、成人アジア人の体重分類の「過体重」の一部が含まれているが、これは全体の約10〜15%で、30〜39才で最も多かった。
  • 「「中国黒龍江省と内モンゴル自治区に住む中年女性のBMI」」 『『肥満研究』』 第13巻 P201-208 (2007年04月) 于 秉柯、金子 真紀子、水沼 俊美、古川 恵子、康 荻、久野 一恵、久木野 憲司、坂井 堅太郎、于 維漢 共著
  • 「「中国東北部黒龍江省の農村と都市にすむ中年女性の食生活状況」」 『『肥満研究』』 第9巻 P45-50 (2003年04月) 金子 真紀子、久野 一恵、于 秉柯、久木野 憲司、水沼 俊美、中島 滋、辻 真紀子、坂井 堅太郎、于 維漢 共著
  • 「「ラット血清および肝臓脂質濃度に及ぼすクロナマコの影響」」 『『日本栄養・食糧学会誌』』 第56巻 P175-179 (2003年04月) 田中 一成、西園 祥子、加瀬 綾子、巨椋 澄子、栗田 翠、村上 智子、久木野 憲司、松本 仁、池田 郁男 共著
  • 「「日本人女性と中国人女性の味覚感度の比較」」 『『肥満研究』』 第9巻 P308-316 (2003年04月) 中村 永友、金子 真紀子、水沼 俊美、于 維漢、于 秉柯、坂井 堅太郎、久野 建夫、久木野 憲司 共著
  • 「Effect of dietary extract on lipid metabolism, blood pressure, and blood glucose in SD rats, hypertensive rats, and diabetic rats.」 『Biosci. Biotechnol. Biochem』 第70巻 P462-470 (2006年02月) Tanaka K, Nishizono S, Kugino K, Tamari M, Kurumiya M, Abe N, and Ikeda I 共著
    概要:カキの食品機能性を検索する目的で、カキから得られたペプチドの生体への作用を調べる実験を行った。カキより抽出したタンパク質を消化酵素によって部分分解して混合ペプチドを調整した。この混合ペプチドをラットに経口投与して飼育し、血圧と脂質代謝に対する影響を調べた。その結果、カキ由来の混合ペプチドはラットの血圧を低下させる効果を示すとともに、血清および肝臓中の中性脂肪濃度を低下させる効果を有することが明らかとなった。
  • 「日本人女性と中国人女性の味覚感度の比較」 『肥満研究』 第9巻 P308-316 (2003年12月) 中村 永友、金子 真紀子、水沼 俊美、于 維漢、于 秉柯、坂井 堅太郎、久野 建夫、久木野 憲司 共著
    概要:30歳代と40歳代の日本人女性113名、同じ年代の中国東北部黒龍江省に住む漢族、満族、キルギス族、タウル族およびブリアート族の中国人女性290名について、舌尖部における味覚感受性をろ紙ディスク法により調べた。甘味、塩味、酸味、苦味に対する味覚の認知閾値が民族や年代によって差異があるか否かを統計的に検討した。その際に各民族の各味質を切断正規分布モデルとブートストラップ法により適切な平均と分散を推定した。その結果、4味質全て日本人の味覚感度は中国人よりも有意に高かった。また、各民族で30歳代に比べて40歳代の味覚感度が低い傾向が見られた。さらに日本人と都市に住む漢族の味覚感度は、農村に住む漢族、満族、キルギス族、タウル族およびブリアート族よりも有意に高かった。
  • 「中国東北部黒龍江省の農村と都市にすむ中年女性の食生活状況(共著)」 『肥満研究』 第9巻 P45-50 (2003年04月) 金子 真紀子、久野 一恵、于 秉柯、久木野 憲司、水沼 俊美、中島 滋、辻 真紀子、坂井 堅太郎、于 維漢 共著
    概要:国黒龍江省の農村および都市に居住する40歳代の漢族女性115名について、身体状況、食生活状況および消費エネルギー量を調べた。その結果、都市は農村よりも肥満が多く、体重不足はみられなかった。農村は大豆油とラード、都市は大豆油と豚脂身バラの摂取量が多く、脂質エネルギー比が高く、タンパク質は不足していた。脂質を多く含む食品の摂取を減らし、タンパク質やヒスチジンを多く含む豆類や魚介類の摂取量を増やすなどの栄養指導の必要性が示唆された。

著書

  • 『栄養学英和辞典 -改訂第二版- 』 金原出版(東京) 2008年04月 (監修・編集代表)久木野 憲司、山本 茂、(編集)小川 正 他 6名、(執筆)Wakita Andrea 他 121名、計129名 共著 全編1-920頁
  • 『生化学』 金原出版(東京) 2002年04月 (編集)長坂 祐二、中村 和行、久木野 憲司、(執筆)久木野 憲司、鈴木 公、中岡 寛、長坂 祐二、中村 和行、野田 耕作、松岡 麻男、三嶋 敏夫、柳田 晃良 共著 全編1-178頁
  • 『解剖生理学』 金原出版(東京) 2002年04月 (共編・共著)久木野 憲司、穐吉 敏男 共著 全編1-162頁
  • 『運動生理学』 金原出版(東京) 2002年04月 (編集)久木野 憲司、村木 里志、穐吉 敏男、庄野 菜穂子、(執筆)穐吉 敏男、久木野 憲司、怱那 龍雄、庄野 菜穂子、鈴木 公、田原 靖昭、桧垣 靖樹、村木 里志 共著 全編1-186頁

研究発表

  • 2011年09月 ~ 2011年09月 平成23年度 日本栄養・食糧学会九州・沖縄支部大会 スリムダイエット(絶食)はマウスの身体行動パターンと脳組織構造に変化をもたらすか ポスター(一般) 国内会議
  • 2010年09月 ~ 2010年09月 第57回日本家政学会九州支部大会 透明生体組織が死後に不透明に変化する組織学的メカニズム 口頭(一般) 国内会議
  • 2009年10月 ~ 2009年10月 第56回日本家政学会九州支部大会 ラットを用いたスリムダイエット(絶食)中における骨・筋の変化 ポスター(一般) 国内会議
  • 2008年10月 ~ 2008年10月 第55回日本家政学会九州支部大会 絶食期及びリバウンド期における個体の骨密度の推移 ポスター(一般) 国内会議
  • 2008年10月 ~ 2008年10月 第55回日本家政学会九州支部大会 軟X線画像解析によるラットの絶食期およびリバウンド期の筋組織重量変動 ポスター(一般) 国内会議

担当授業科目

  • 解剖生理学Ⅰ 2011年04月 ~ (継続中) 専任
  • 解剖生理学Ⅱ 2011年04月 ~ (継続中) 専任
  • 解剖生理学実験Ⅰ 2011年04月 ~ (継続中) 専任
  • 解剖生理学実験Ⅱ 2011年04月 ~ (継続中) 専任
  • 卒業研究(栄養健康学科) 2011年04月 ~ (継続中) 専任
  • 栄養健康科学概論 2010年04月 ~ (継続中) 専任
  • 栄養科学特論 2013年04月01日 ~ (継続中) 専任
  • 栄養科学特別講義 2008年04月01日 ~ (継続中) 専任
  • 生命健康科学特別講義 2013年04月01日 ~ (継続中) 専任

学会・委員会等活動

  • 1989年04月 ~ (継続中) 社団法人日本酪農乳業協会学術研究会 委員
  • 1999年10月 ~ 2006年03月 日本栄養・食糧学会西日本支部 評議員
  • 2000年06月 ~ 2002年05月 日本家政学会九州支部 幹事長
  • 2002年06月 ~ 2006年05月 日本家政学会九州支部 常任幹事
  • 2006年04月 ~ (継続中) 日本栄養・食糧学会九州沖縄支部 参与
  • 1990年03月 ~ 1995年03月 佐賀県体育協会スポーツ医科学研究会 委員
  • 1994年04月 ~ 1996年03月 山口県骨粗鬆症予防対策検討委員会 委員
  • 2006年04月 ~ 2007年03月 九州経済産業局九州バイオクラスター検討会 委員