最終更新日:2024年4月11日(上段ほど新しい情報です)

学部の13期生が取り組んだ動物実験(NASHモデルラットにおける大麦ポリフェノールの効果の検討)をまとめた論文がLivers誌にacceptされました。諫早市の伊東精麦所の伊東清一郎さまのご協力により、 同所の製品である「大麦ポリフェノール」を用いて、長崎県産業振興財団の伊東英樹さま、徳島大学の常山教授や清水先生、本学栄養健康学科の教員の先生方からの多大なご指導をいただきながら成し遂げた研究成果です。

Omagari K, Ishida J, Murata K, Araki R, Yogo M, Shirouchi B, Suruga K, Sera N, Koba K, Ichimura-Shimizu M, Tsuneyama K. The effect of barley bran polyphenol-rich extracts on the development of nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats fed a high-fat and high-cholesterol diet. Livers (in press)


更新日:2023年12月9日

13期生も無事に卒論を書きあげてくれました! ありがとう!!!

●学部4年(長崎県立大学13期生)石田樹奈さん:「軽度NASHモデルラットにおける大麦ポリフェノール成分の発症予防効果」

●学部4年(長崎県立大学13期生)村田木実さん:「進行したNASHモデルラットに対する大麦糠ポリフェノール成分の効果」

今日は、来週行われる卒論発表会の練習を行いました。良いプレゼンが出来るといいですね!


更新日:2023年10月31日

2023年9月27日、栄養関係功労者(栄養士養成功労者)厚生労働大臣表彰を受けました。


更新日:2023年7月24日

学部の12期生が取り組んだ動物実験(overnight fastingが健常ラットおよびNASHモデルラットの糖代謝および脂質代謝に与える影響の検討)をまとめた論文がJournal of Nutritional Science and Vitaminology誌にacceptされました。徳島大学の常山教授や清水先生、本学栄養健康学科の教員の先生方からの多大なご指導をいただきました。

Omagari K, Maruta A, Yayama N, Yoshida Y, Okamoto K, Shirouchi B, Takeuchi S, Suruga K, Koba K, Ichimura-Shimizu M, Tsuneyama K. The effects of overnight fasting duration on glucose and lipid metabolism in a Sprague-Dawley rat model of nonalcoholic steatohepatitis with advanced fibrosis. J Nutr Sci Vitaminol 69 (5): 357-369, 2023


更新日:2022年12月7日

12期生も無事に卒論を書きあげましたね! 3年生の実験の指導をしながら自身の卒論に熱心に取り組んでくれました!

●学部4年(長崎県立大学12期生)丸田歩未さん:「Overnight fastingが健常ラットの代謝に与える影響」

●学部4年(長崎県立大学12期生)矢山菜月さん:「NASH model ratの組織学的進行度と9時間以上の絶食が病態に及ぼす影響」

●学部4年(長崎県立大学12期生)吉田有希さん:「9~17時間の絶食がNASHモデルラットの病態に与える影響の検討」

今年度は昨年度に引き続いて「昨年度よりさらに長時間の絶食が健常およびNASHモデルラットの病態に与える影響」をテーマに研究に取り組んでくれました。いつも明るく前向きで、3人のチームワークが素晴らしかったです!


更新日:2022年11月4日

2022年11月3日、一般社団法人 全国栄養士養成施設協会より、教員顕彰を受けました。


更新日:2022年10月19日

2022年8月18日に林化成株式会社、国立大学法人奈良国立大学機構、国立大学法人徳島大学、長崎県公立大学法人が特許権者となる特許を取得しました。

発明の名称: 肝の線維化を伴い得るNAFLDモデル動物、その作製方法、及びそれを作製するための飼料


更新日:2022年5月25日

学部の11期生が取り組んだ動物実験をまとめた論文がJournal of Nutritional Science and Vitaminology誌にacceptされました。ラットの採血や肝臓採取前の絶食時間が、血中脂質等にどのような影響を及ぼすかを、健常ラットとNASHモデルラットについて検討した論文です。徳島大学の常山教授や清水先生、本学栄養健康学科の教員の先生方からの多大なご指導をいただきながら完成できたものです。今後も本学科の先生方のお力を借りながら頑張りたいとおもいます。

Omagari K, Uchida M, Tagawa Y, Yogo M, Inagaki K, Hongo R, Takeuchi S, Suruga K, Koba K, Ichimura-Shimizu M, Tsuneyama K. Influence of fasting time on serum and hepatic lipid profiles in a Sprague-Dawley rat model of nonalcoholic steatohepatitis. J Nutr Sci Vitaminol 68 (5): 409-419, 2022


更新日:2022年4月5日

大学院の修了生の福田歩美さんが、大学院生時代にNASスコアとFLIPアルゴリズムを比較検討した論文が、長崎県立大学看護栄養学部紀要に掲載されました。修士論文の一部であるこの検討結果は、徳島大学の常山教授や清水先生のご指導により完成したものです。

福田歩美、駿河和仁、古場一哲、清水真祐子、常山幸一、大曲勝久. 非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおけるNAFLD activity scoreとFLIPアルゴリズムによる組織学的評価の比較検討. 長崎県立大学看護栄養学部紀要 20: 121-128, 2022


更新日:2021年12月15日

11期生の3人も、誠実にデータをまとめてくれて立派な卒論を書きあげてくれました! 卒論発表会の直前の、すこし緊張した晴れ姿です!

●学部4年(長崎県立大学11期生)内田実玖さん:「普通食で飼育したSDラットの絶食時間が脂質代謝に与える影響について」

●学部4年(長崎県立大学11期生)田川夢乃さん:「SDラットに与える餌の組成と絶食時間の違いがNASHの病態に及ぼす影響」

●学部4年(長崎県立大学11期生)余吾瑞貴さん:「食餌誘導性NASHモデルラットにおける解剖前絶食が脂質代謝に与える影響」

今年度は「絶食が脂質代謝に与える影響」をテーマに研究に取り組んでくれました。卒論発表会でも頑張ってね!


更新日:2021年4月22日

長崎県で生産されているオリーブリーフパウダーのNASHの対する効果を、動物実験で検討した論文が、Clinical Nutrition Open Science誌にacceptされました。学部生の10期生が実験に取り組んでくれ、栄養健康学科の湯浅先生や駿河先生、徳島大学の清水先生や常山教授に多大なご協力をいただきました。この論文によって、長崎で生産されているオリーブリーフパウダーの健康に及ぼす効果の評価が高まることを期待しています。

Omagari K, Koba C, Nagata A, Ngo LCT, Yamasaki M, Fukuda A, Yuasa M, Suruga K, Inada N, Ichimura-Shimizu M, Tsuneyama K. Olive leaf powder prevents nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats fed a high-fat and high-cholesterol diet. Clin Nutr Open Sci 37: 47-59, 2021


更新日:2021年3月9日

学部生の10期生が取り組んだ動物実験をまとめた論文がActa Medica Nagasakiensia誌にacceptされました。当研究室が確立した高脂肪・高コレステロール食を9週間SDラットに与えてNASHを発症する動物モデルにおいて、飼育開始週齢をさらに遅くしても同様な組織像を呈することを確かめました。新型コロナウィルスの流行で実験が制限されるなか、よく頑張ってくれました! ありがとう!

Omagari K, Yamasaki M, Ngo LCT, Koba C, Nagata A, Fukuda A, Suruga K, Ichimura-Shimizu M, Tsuneyama K. Influence of age in weeks on the development and progression of nonalcoholic steatohepatitis in a diet-induced Sprague-Dawley rat model. Acta Med Nagasaki 65 (1): 7-15, 2021


更新日:2020年12月11日

今年は新型コロナの流行でいろいろな行事が遅れてしまったのにも関わらず、立派な卒論を書きあげてくれました! 卒論を提出して発表練習会が終わった4年生です。

●学部4年(長崎県立大学10期生)古場千晶さん:「NASHモデルラットにおけるオリーブリーフパウダーの効果の検討」

●学部4年(長崎県立大学10期生)NGO THI LINH CHIさん:「NASHモデルラットにおける週齢の影響とその作用機序についての検討」

●学部4年(長崎県立大学10期生)永田明日香さん:「オリーブリーフパウダーのNASH発症予防効果と作用機序の検討」

●学部4年(長崎県立大学10期生)山崎眞由さん:「食餌誘導性NASHモデルラットにおける週齢別のNASH発症について」

明るく元気よく誠実にデータをまとめてくれました。卒論発表会でも頑張ってね!


更新日:2020年5月18日

栄養健康学科の石見百江先生と古場一哲先生、看護学科の河口朝子先生と大塚一徳先生のご指導のもと、学部の9期生4名と大学院生の福田歩美さんが取り組んだアンケート調査の結果をまとめた論文がOBM Hepatology and Gastroenterology誌にacceptされました。女子大学生における慢性便秘症と過敏性腸症候群の頻度と、食生活を含めた日常生活習慣との関連を検討した論文です。国際社会学部と情報システム学部の学生さんにもアンケートの協力をいただきました。両学部の学科長と学部長の先生方、調査を快くお許しいただきありがとうございました。

Omagari K, Kumamoto R, Koyama Y, Suzuta M, Taniguchi A, Fukuda A, Iwami M, Koba K, Kawaguchi A, Otsuka K. Prevalence of chronic constipation and irritable bowel syndrome, and their overlap, among female undergraduate students in Japan. OBM Hepatol Gastroenterol 4(2): 18; doi:10.21926/obm.hg.2002048, 2020


更新日:2020年3月9日

学部生の9期生と大学院生の福田歩美さんが取り組んだ研究をまとめた論文がClinical Nitrition Experimental誌にacceptされました。HFC食を与えたWistarラットが「lean NASH」の動物モデルになり得ることを明らかにし、SDラットモデルとの違いを検討しました。

Omagari K, Suzuta M, Taniguchi A, Kumamoto R, Koyama Y, Fukuda A, Suruga K, Ichimura-Simizu M, Tsuneyama K. A non-obese, diet-induced animal model of nonalcoholic steatohepatitis in Wistar/ST rats compared to Sprague-Dawley rats. Clin Nitr Exp 30: 1-14, 2020


更新日:2020年1月31日

令和2年1月31日に、大学院・人間健康科学研究科の修士論文発表会が開催されました。我が研究室の博士前期課程2年・福田歩美さんが研究成果を発表しました。立派な発表で、質疑応答も素晴らしかったです。

●博士前期課程2年・福田歩美さん:「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に対する酵素分解サバペプチドの予防効果の研究 -NASスコアおよびFLIPアルゴリズムによる病理診断基準の検討-」

更新日:2019年12月17日

今年も無事に卒論を書きあげてくれました! 卒論を提出してホッとした表情の(卒論発表会を前にしてやや緊張気味でもあります)4年生です。

●学部4年(長崎県立大学9期生)熊本梨沙さん:「女子大学生における慢性便秘症と生活習慣との関連について」

●学部4年(長崎県立大学9期生)古山優子さん:「リハビリテーション中の整形外科疾患患者の栄養状態と日常生活動作との関連」

●学部4年(長崎県立大学9期生)鈴田真子さん:「高脂肪・高コレステロール食摂取によるWistarラットのNASHモデルについて」

●学部4年(長崎県立大学9期生)谷口亜紗美さん:「SDラットとWistarラットを用いた食餌誘導性NASHモデルの比較検討」

今年もチームワークが良く、4人で力を合わせて卒業研究に取り組みました。ご苦労さまでした!


更新日:2019年8月16日

大学院生の福田歩美さんと学部生の8期生が取り組んだ研究をまとめた論文がPathology – Research and Practice誌にacceptされました。高脂肪・高コレステロール(HFC)食を摂取したSDラットにおける非アルコール性脂肪肝炎(NASH)発症頻度と餌の組成との関連について、本研究室でのこれまでの研究結果をまとめたものです。

Fukuda A, Sasao M, Asakawa E, Narita S, Hisano M, Suruga K, Ichimura M, Tsuneyama K, Tanaka K, Omagari K. Dietary fat, cholesterol, and cholic acid affect the histopathologic severity of nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats. Pathol Res Pract 215 (11): 152599, 2019


更新日:2019年7月24日

昨年度大学院を卒業した西岡心大くんが在学中に行った研究成果をまとめた論文がJournal of Human Nutrition and Dietetics誌 にacceptされました。回復期(リハビリ中)の脳卒中患者を対象に、MNA-SFやGNRIといった栄養スクリーニングツールの併存的妥当性および予測的妥当性を検証した論文です。大学院修了後も管理栄養士の仕事の合間に論文を執筆された西岡先生に敬意を表します。

Nishioka S, Omagari K, Nishioka E, Mori N, Taketani Y, Kayashita J. Concurrent and predictive validity of the Mini Nutritional Assessment Short-Form and the Geriatric Nutritional Risk Index in older stroke rehabilitation patients. J Hum Nutr Diet 33 (1): 12-22, 2020


更新日:2019年5月20日

令和元年5月18日、第73回日本栄養・食糧学会大会(静岡)において、大学院生の福田歩美さんが下記の演題を発表しました。会場には、共同演者の佐々尾真鈴さんや市村真祐子先生、常山幸一教授、田中一成教授も来てくださいました。

福田歩美、佐々尾真鈴、浅川惠理、成田純令、久野萌偉、駿河和仁、市村真祐子、常山幸一、田中一成、大曲勝久. 「高脂肪・高コレステロール(HFC)食を摂取したSDラットにおける非アルコール性脂肪肝炎(NASH)発症の検討」


更新日:2019年5月9日

栄養健康学科の駿河先生と徳島大学の常山先生や市村先生のご指導のもと、本学科8期生の4名と大学院生の福田さんが卒論で取り組んだ、食餌誘導性ラットNASHモデルの食餌開始時期に関する論文がJournal of Nutritional Science and Vitaminology誌にacceptされました。

Omagari K, Asakawa E, Sasao M, Narita S, Hisano M, Fukuda A, Suruga K, Ichimura M, Tsuneyama K. Age-related alterations of nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats fed a high-fat and high-cholesterol diet. J Nutr Sci Vitaminol 65 (4): 349-356, 2019


更新日:2019年2月19日

昨年度大学院人間健康科学研究科栄養科学専攻博士前期課程を卒業した西岡心大くんが、在学中にまとめた修士論文の内容を日本静脈経腸栄養学会にて発表したところ高い評価を受け、権威ある賞である「JSPENフェローシップ賞」を2019年2月15日に受賞しました。おめでとうございます! [上]:受賞講演の様子(タイトル:回復期脳卒中患者におけるMNA-SFおよびGNRIの併存的・予測的妥当性の検証)、[中および下]:授賞式の様子


更新日:2018年12月4日

卒論が出来上がりました!

●学部4年(長崎県立大学8期生)浅川惠理さん:「NASHラットモデルにおける高脂肪・高コレステロール食開始時期の検討」

●学部4年(長崎県立大学8期生)佐々尾真鈴さん:「高脂肪・高コレステロール食による非アルコール性脂肪肝炎ラットモデルの検討」

●学部4年(長崎県立大学8期生)成田純令さん:「非アルコール性脂肪肝炎自然発症モデルラットにおける酵素分解サバペプチドの効果」

●学部4年(長崎県立大学8期生)久野萌偉さん:「非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおける酵素分解サバペプチドの効果と作用機序」

今年も卒論が出来上がりました! 今年は4人で力を合わせて2つの動物実験を行い、これまでの実験結果の集計を含めて、4つの卒論に仕上げてくれました。ご苦労さまでした!


更新日:2018年10月22日

平成30年10月21日、平成30年度日本栄養・食糧学会九州・沖縄支部大会(宮崎)において、大学院生の福田歩美さんが下記の演題を発表しました。

福田歩美、菅真智子、緒方歩美、大曲勝久、駿河和仁、市村真祐子、常山幸一、松本 聡、田中一成. 「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の発症・進展予防に及ぼす酵素分解サバペプチドの効果と作用機序の検討」


更新日:2018年7月27日

栄養健康学科の駿河先生、徳島大学の常山先生、市村先生、大学院生だった西岡くんのご指導のもと、本学科7期生が卒論で取り組んだ、セレノネインを含む酵素分解サバペプチドのNASHに対する効果とその作用機序に関する論文がOBM Hepatology and Gastroenterology誌にacceptされました。

Omagari K, Fukuda A, Suga M, Ogata A, Nishioka S, Suruga K, Ichimura M, Tsuneyama K. Peptides obtained by enzymatic decomposition of mackerel prevent nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats fed a high-fat and high-cholesterol diet. OBM Hepatol Gastroenterol 2(3):008; doi:10.21926/obm.hg.1803008, 2018


更新日:2018年1月29日

平成30年1月26日に、大学院・人間健康科学研究科の修士論文発表会が開催されました。我が研究室・博士前期課程2年の西岡心大くんが研究成果を発表しました。とても立派な発表でした。

●博士前期課程2年・西岡心大くん:「回復期脳卒中患者における栄養スクリーニングツールの併存的妥当性および予測的妥当性の検証―Mini Nutritional Assessment Short Form とGeriatric Nutritional Risk Index を用いて―」

更新日:2017年12月4日

今年の卒業論文です!

●学部4年(長崎県立大学7期生)緒方歩美さん:「低栄養の回復期脳卒中患者において栄養状態が日常生活動作の改善に及ぼす影響」

●学部4年(長崎県立大学7期生)菅 真智子さん:「非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおける酵素分解サバペプチドの効果の検討」

●学部4年(長崎県立大学7期生)福田歩美さん:「NASHの発症・進展予防に及ぼす酵素分解サバペプチドの効果と作用機序の検討」

卒論がほぼ完成しました! 今年は臨床現場での栄養の重要性や動物実験でのNASHの予防効果を検討しました。3人で力を合わせて取り組みました。卒論発表会まであと少し! 頑張ってください!


更新日:2017年8月7日

栄養健康学科の駿河先生、田中先生、徳島大学の常山先生、奈良女子大学の市村先生、大学院生の西岡くん、長崎県農林技術開発センターの田嶋さん、宮田さんのご指導のもと、長崎県立大学4期生の坂元さんと、6期生の京極さん、中村さんが卒論で取り組んだツバキ混合発酵茶のNASHに対する効果とその作用機序に関する論文がHepatobiliary Surgery and Nutrition誌にacceptされました。

Omagari K, Suruga K, Kyogoku A, Nakamura S, Sakamoto A, Nishioka S, Ichimura M, Miyata Y, Tajima K, Tsuneyama K, Tanaka K. A fermented mixed tea made with camellia (Camellia japonica) and third-crop green tea leaves prevents nonalcoholic steatohepatitis in Sprague-Dawley rats fed a high-fat and high-cholesterol diet. Hepatobiliary Surg Nutr 7 (3): 175-184, 2018


更新日:2016年12月5日

卒業論文を提出しました!

●学部4年(長崎県立大学6期生)京極 晶さん:「非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおけるツバキ混合発酵茶の予防効果について」

●学部4年(長崎県立大学6期生)中村智美さん:「NASHの発症予防におけるツバキ混合発酵茶の効果と作用機序の検討」

今日、無事に卒論を提出できました。2人で協力してツバキ混合発酵茶のNASHに対する効果を検討しました。心から「おめでとう! お疲れさま!」 と言いたいです。


更新日:2016年10月17日

長崎県立大学3期生と大学院生だった市村さん、栄養健康学科の田丸先生、永田先生、田中先生、駿河先生、徳島大学の常山先生、奈良女子大学の松田教授との 共同研究の論文が、Journal of Nutritional Biochemistry誌にacceptされました。高脂肪・高コレステロール食を18週間与え肝硬変に進展したSDラットにおける NASHへの進展機序を検討した論文です。

Ichimura M, Masuzumi M, Kawase M, Sakaki M, Tamaru S, Nagata Y, Tanaka K, Suruga K, Tsuneyama K, Matsuda S, Omagari K. A diet induced Sprague–Dawley rat model of nonalcoholic steatohepatitis-related cirrhosis. J Nutr Biochem 40: 62-69, 2017


更新日:2016年3月31日

長崎県立大学4期生が卒業研究で検討した内容が長崎県立大学看護栄養学部紀要に掲載されました。これまで私たちの研究室で行っってきた動物実験の 結果を集計・検討し、食餌性コレステロールがラットの肝組織所見とくに肝線維化に及ぼす影響を明らかにしました。

大曲勝久、服部美紀、後藤紫方、坂元 藍、鳥居春菜、市村真祐子、田辺賢一. 非アルコール性脂肪肝炎発症モデルラットの 肝組織所見に及ぼす食餌性コレステロールの影響. 長崎県立大学看護栄養学部紀要 14: 23-30, 2015


更新日:2015年11月26日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(長崎県立大学5期生)頭島裕香さん:「食餌誘導性NASH線維化ラットモデルにおけるコール酸投与の影響について」

●学部4年(長崎県立大学5期生)永友亜実さん:「NASHの発症・進展に及ぼす高脂肪・高コレステロール食とコール酸の作用機序の検討」

●学部4年(長崎県立大学5期生)和田仁美さん:「非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおける肝臓脂肪沈着と内臓脂肪量との関連の検討」

今年も熱心に実験に取り組みました。「コール酸」をキーワードに明るく楽しく頑張ってくれました。卒論の「出来栄え」を楽しみにしています!


更新日:2015年9月18日

長崎県立大学4期生が中心となって解析した女子大学生の便秘の現状と生活習慣との関連についての研究論文がActa Medica Nagasakiensia誌にaccept されました。

Omagari K, Torii H, Goto S, Sakamoto A, Hattori M, Murayama-Kinjo T, Ichimura M, Tanabe K, Matsumoto S. Dietary intake, mental status, physical activity, and lifestyle affecting bowel movement frequency and stool texture in young Japanese women. Acta Med Nagasaki 60 (3): 85-95, 2016


更新日:2015年1月28日

メタボリック症候群やNASHのモデル動物であるSHR/NDmcr-cpラットに高脂肪・高コレステロール食を与え、比較的短期間で高度線維化を伴うNASHが 形成されることを報告した論文(letter)がJournal of Obesity and Weight Loss therapy誌にacceptされました。

Ichimura M, Hatanaka M, Tsuneyama K, Kato S, Omagari K. An SHR/NDmcr-cp rat model of non-alcoholic steatohepatitis with advanced fibrosis induced by a high-fat, high-cholesterol diet. J Obes Wt Loss Ther 5 (1): 244, 2015


更新日:2014年12月3日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(長崎県立大学4期生)後藤紫方さん:「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)におけるフィコシアニンの効果」

●学部4年(長崎県立大学4期生)坂元 藍さん:「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)におけるツバキ混合発酵茶の効果」

●学部4年(長崎県立大学4期生)鳥居春菜さん:「若年女性の排便習慣と生活習慣・栄養摂取量との関連」

●学部4年(長崎県立大学4期生)服部美紀さん:「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)動物モデルの肝組織像に及ぼす飼育条件の検討」

今年も賑やかに研究に励んでくれました。みんな余裕のある表情ですが、心中やいかに?


更新日:2014年6月11日

長崎県立大学1期生と2期生が取り組んだ研究論文がActa Medica Nagasakiensia誌にacceptされました。動物用CT装置を利用して、内臓脂肪よりも むしろ皮下脂肪が肝臓での脂肪沈着と相関があったことを見出した論文です。

Omagari K, Yoshikawa C, Inoue S, Tanaka Y, Murayama T, Ichimura M, Miyata A, Mori S, Kamogawa M, Hirao E, Kato S, Suruga K, Tsuneyama K. Abdominal subcutaneous adipose tissue accumulation is positively correlated with hepatic steatosis in Sprague-Dawley rats. Acta Med Nagasaki 59 (2): 47-56, 2014


更新日:2014年5月13日

博士課程3年生の市村さんと長崎県立大学3期生が取り組んだ研究論文がHepatology Research誌にacceptされました。高脂肪・高コレステロール食 を比較的短期間与えたSDラットにおいて、高度線維化を伴うNASHが形成されることを見出した論文です。

Ichimura M, Kawase M, Masuzumi M, Sakaki M, Nagata Y, Tanaka K, Suruga K, Tamaru S, Kato S, Tsuneyama K, Omagari K. High-fat and high-cholesterol diet rapidly induces nonalcoholic steatohepatitis with advanced fibrosis in Sprague-Dawley rats. Hepatol Res 45 (4): 458-469, 2015


更新日:2014年4月3日

長崎記念病院の管理栄養士さんたちと本学学部生(3期生)が取り組んだ研究論文がJCBN誌にacceptされました。糖尿病患者における精神状態と 栄養摂取状況との関連を検討した結果、コーヒー摂取量と精神状態との関連が見いだされた興味ある論文です。

Omagari K, Sakaki M, Tsujimoto Y, Shiogama Y, Iwanaga A, Ishimoto M, Yamaguchi A, Masuzumi M, Kawase M, Ichimura M, Yoshitake T, Miyahara Y. Coffee consumption is inversely associated with depressive status in Japanese patients with type 2 diabetes. J Clin Biochem Nutr 55 (2): 135-142, 2014


更新日:2013年12月3日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(長崎県立大学3期生)川瀬未来さん:「SDラットにおける高脂肪・高コレステロール食の短期摂取によるNASHモデルの作成」

●学部4年(長崎県立大学3期生)増住美貴さん:「SDラットにおける高脂肪・高コレステロール食摂取によるNASH肝硬変モデルの作成」

●学部4年(長崎県立大学3期生)榊 弥香さん:「糖尿病患者における精神状態と栄養摂取状況との関連の検討」

今年はNASH動物モデルの作成や臨床研究(アンケート調査)に頑張ってくれました!(みか、みき、みくさんのトリオです! お菓子の争奪戦のあいまに 卒論を書いています!)


更新日:2013年5月16日

大学院生の市村さんと長崎県立大学1期生が取り組んだ研究論文が掲載されました。フィコシアニンの血圧に対する効果の機序をアディポネクチン や血管内皮機能との関連から考察した論文です。

Ichimura M, Kato S, Tsuneyama K, Matsutake S, Kamogawa M, Hirao E, Miyata A, Mori S, Yamaguchi N, Suruga K, Omagari K. Phycocyanin prevents hypertension and low serum adiponectin level in a rat model of metabolic syndrome. Nutr Res 33 (5): 397-405, 2013


更新日:2013年2月26日

先週、相次いで2つの論文がacceptされました。1つは大学院生だった松竹さんが取り組んだC型肝炎に対する抗ウィルス療法の効果と栄養状態 との関連を検討したものです。もう1つは2期生の卒論で取り組んだ過敏性腸症候群と生活習慣との関連を検討したものです。それぞれの 学会雑誌に掲載されました。

松竹幸子、大曲勝久、加藤滋子、市村真祐子、石井由夏、加地真奈美、岩見春香、市川辰樹、中尾一彦. C型慢性肝炎に 対する抗ウィルス療法の治療効果に及ぼす栄養状態の影響. 日本臨床栄養学会雑誌 35 (1): 39-48, 2013

Omagari K, Murayama T, Tanaka Y, Yoshikawa C, Inoue S, Ichimura M, Hatanaka M, Saimei M, Muto K, Tobina T, Masaki M, Kato S. Mental, physical, dietary, and nutritional effects on irritable bowel syndrome in young Japanese women. Intern Med 52 (12): 1295-1301, 2013


更新日:2013年2月13日

2013年2月10日、ランタンフェスティバルのさなか、臨床栄養学研究室の同窓会を開催しました。

各地から15名もの卒業生や在校生が集まってくれました。卒業論文や修士論文を苦労して書き上げた思い出や、現在の仕事のこと、 プライベートなことなど、学年を超えておしゃべりが弾みました。在校生も将来を考える上で参考になったとおもいます。


更新日:2012年11月30日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(長崎県立大学2期生)井上晋一くん:「体脂肪の蓄積パターンとメタボリック症候群の各臨床検査値との関連の検討」

●学部4年(長崎県立大学2期生)田中悠菜さん:「慢性腎臓病患者における血清ミネラルと検査所見との関連」

●学部4年(長崎県立大学2期生)村山敏江さん:「女子大学生における過敏性腸症候群の頻度と生活習慣との関連」

●学部4年(長崎県立大学2期生)吉川千里さん:「内臓脂肪および皮下脂肪の蓄積と、脂肪肝の程度との関連についての検討」

今年は動物実験、アンケート調査、臨床データ解析と、たくさんの事に頑張ってくれています!(いつも頭を掻いているわけではありません・・・)


更新日:2012年8月7日

前回と同様に、長崎大学病院消化器内科の先生方のご指導のもと、シーボルト大学9期生とともに各種担癌患者における呼吸代謝測定装置に よる安静時エネルギー消費量などのデータと癌の種類およびステージとの関連を検討した論文がActa Medica Nagasakiensiaに掲載されました。 癌のターミナルケアにおける栄養療法を考える上で役に立てていきたいとおもいます。

Omagari K, Iwami H, Kaji M, Ishii Y, Matsutake S, Ichimura M, Kato S, Takeshita S, Ichikawa T, Nakao K. The relationship between energy expenditure and type or stage of cancer. Acta Med Nagasaki 57 (2): 33-40, 2012.


更新日:2012年5月16日

長崎大学病院消化器内科の先生方のご指導のもと、シーボルト大学9期生とともに肝硬変患者における呼吸代謝測定装置による呼吸商などの データと肝機能との関連を検討した論文がActa Medica Nagasakiensiaに掲載されました。肝疾患と栄養の関連という観点から、これからも 研究を続けていきたいとおもっています。

Omagari K, Kaji M, Ishii Y, Iwami H, Ichimura M, Matsutake S, Kato S, Takeshita S, Ichikawa T, Nakao K. Protein-energy malnutrition in patients with liver cirrhosis. Acta Med Nagasaki 57 (1): 5-12, 2012.


更新日:2012年3月5日

1月27日に、大学院・人間健康科学研究科の修士論文発表会が開催されました。研究室から、博士前期課程2年の市村真祐子さんと 松竹幸子さんが研究成果を発表しました。どちらも立派な発表でした。

●博士前期課程2年・市村真祐子さん:「メタボリックシンドロームに対するフィコシアニンの効果の検討」

●博士前期課程2年・松竹幸子さん:「C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の治療効果に与える栄養状態の影響について」

また、2月29日に松竹さんが長崎大学病院・消化器内科を訪ね、論文作成にご協力・ご指導いただいた教授と医局長の先生に修士論文の 成果を報告しました。


更新日:2011年12月2日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(長崎県立大学1期生)鴨川真依さん:「内臓脂肪および皮下脂肪の蓄積とメタボリックシンドロームの各臨床検査値の関連の検討」

●学部4年(長崎県立大学1期生)平尾絵理さん:「肥満における体脂肪の蓄積パターンと腎の形態および機能との関連について」

●学部4年(長崎県立大学1期生)宮田綾子さん:「メタボリック症候群モデルラットにおける肝脂肪沈着と体脂肪蓄積の関連についての検討」

●学部4年(長崎県立大学1期生)森紗和子さん:「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)における肝組織所見とCT所見の比較検討」

今年はメタボや肥満の病態をCT解析を通して検討してくれました。卒論完成に向けて頑張っています!


更新日:2011年11月4日

平成23年10月28日、第33回日本臨床栄養学会総会(東京)において、大学院生の松竹さんと市村さんが下記の演題を発表しました。

松竹幸子、市村真祐子、加藤滋子、大曲勝久. 「C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の治療効果に与える栄養状態の影響について」

市村真祐子、松竹幸子、加藤滋子、大曲勝久. 「メタボリックシンドロームに対するフィコシアニンの効果」


更新日:2011年8月24日

大学院生とともに検討した、脂肪肝の発症および軽快の予測における血清ALT値の意義についての論文がJCBN誌にacceptされ、本日on line で発表されました。実際に紙ベースで掲載されるのは12月頃だとおもいます。血清ALT値は脂肪肝の独立した予測因子であり、Pratiらが 提唱したALTの正常上限値以下(男性:ALT 30 IU/L以下、女性:ALT 19 IU/L以下)では脂肪肝の頻度が低く、7年後の脂肪肝の発症頻度も 低かったことが分かりました。さらに、血清ALT値の絶対値だけでなく、その増減および増減の程度が脂肪肝の発症に関与していたことが あきらかになりました。

Omagari K, Takamura R, Matsutake S, Ichimura M, Kato S, Morikawa S, Nagaoka S, Osabe M. Serum alanine aminotransferase concentration as a predictive factor for the development or regression of fatty liver. J Clin Biochem Nutr 49 (3): 200-206: 2011.


更新日:2011年3月3日

博士前期課程(大学院人間健康科学研究科・栄養科学専攻)の3人です(松竹幸子さん、高村李香さん、 市村真祐子さん)。

それぞれ自分の研究テーマに一生懸命取り組んでいます。高村李香さんは3月で無事卒業します。


更新日:2011年2月1日

1月28日に、大学院・人間健康科学研究科の修士論文発表会が開催されました。研究室から、博士前期課程2年の高村李香さんが研究成果を 発表しました。質疑応答にも的確に答えており、立派な発表でした。

●博士前期課程2年・高村李香さん:「脂肪肝の発症および予後予測における血清ALT値測定の意義」

また、1月26日に、学部4年生の3人が、長崎大学病院・消化器内科を訪ね、教授をはじめ先生方に卒業論文の成果を報告しました。 とても緊張していたようでしたが、先生方に褒めていただき嬉しかったようです。


更新日:2010年12月3日

今年も卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(9期生)石井由夏さん:「C型慢性肝炎におけるインターフェロン療法の初期治療効果と栄養学的指標について」

●学部4年(9期生)岩見春香さん:「担癌患者におけるエネルギー代謝動態および栄養学的指標の検討」

●学部4年(9期生)加地真奈美さん:「肝硬変患者におけるChild-Pugh分類と栄養学的指標との関連」

今年は医療の現場と栄養の関連について深く学んでくれました。卒論完成まであと少しです。頑張れ!


更新日:2010年10月13日

今年の春卒業した8期生の卒論生3人と一緒に研究した高脂肪食を与えたSDラットの肝脂肪沈着に対するオリーブ葉エキスの効果に ついての論文がActa Medica Nagasakiensia の8月号に掲載されました。栄養健康学科の田中教授と田丸助教をはじめとする田中研の皆さん、 富山大学の常山准教授、八田技術専門職員の多大な御協力を得て完成した論文です。私のような普通(?)のヒトが高脂肪食を食べても、 オリーブ葉エキスが脂肪肝の発症予防に効果があるのではないかという結果を得ました(治療効果は少なかったです)。

Omagari K, Kato S, Tsuneyama K, Hatta H, Ichimura M, Urata C, Sumiyama Y, Nishizaki A, Hashimoto S, Harada M, Tamaru S, Tanaka K. The effect of olive leaf extract on hepatic fat accumulation in Sprague-Dawley rats fed a high-fat diet. Acta Medica Nagasaki 55 (1): 29-39: 2010.


更新日:2010年6月7日

シーボルト大学9期生(現在4年生)の3人です(加地真奈美さん、石井由夏さん、岩見春香 さん)。

卒業研究のため、呼吸代謝測定装置による呼吸商や栄養状態と疾患との関連を勉強しています。臨床検査値の見方など日々賢くなって いるようです!


更新日:2010年3月12日

7期生の卒論生と共に取り組んだ臨床研究の一部が、本学看護栄養学部の紀要に掲載されました。NAFLDと高血圧の関連も最近にわかに 注目されている分野です。

大曲勝久、加藤滋子、貞包由紀子、佐藤美貴、浜崎みづほ、長岡清子、森川俊一、長部雅之、瀬良敬祐. 非肥満・ 非アルコール性脂肪性肝疾患患者の臨床経過 ~肥満・非アルコール性脂肪性肝疾患患者との比較~ 長崎県立大学看護栄養学部紀要 10: 1~7: 2009.


更新日:2009年12月25日

先日の8期生の卒論発表会も無事に終了しホッとしていたところに、さらに嬉しいニュースが届きました。7期生の卒論生3人と一緒に 研究したオリーブ葉エキスのNASHに対する効果を検討した論文が Pathology の来年1月号に掲載される予定で、本日PubMedに表示されました。 栄養健康学科の田中教授と田丸助教をはじめとする田中研の皆さん、富山大学の常山准教授の多大な御協力を得て完成した論文です。 どうもオリーブ葉エキスの抗酸化作用がNASHの発症抑制に効果的なのではないか、と考えています。さらに研究が進んでいけば良いと思って います。

Omagari K, Kato S, Tsuneyama K, Hatta H, Sato M, Hamasaki M, Sadakane Y, Tashiro T, Fukuhata M, Miyata Y, Tamaru S, Tanaka K, Mune M. Olive leaf extract prevents spontaneous occurrence of non-alcoholic steatohepatitis in SHR/NDmcr-cp rats. Pathology 42 (1): 66-72: 2010.


更新日:2009年11月28日

卒業論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(8期生)市村真祐子さん:「SDラットにおけるオリーブ葉エキスのNASH発症予防効果の検討」

●学部4年(8期生)浦田千里さん:「SDラットにおけるNASHに対するオリーブ葉エキスの治療効果の検討」

●学部4年(8期生)炭山恭子さん:「SDラットにおけるオリーブ葉エキスの効果~ホモシステインと肝組織像を 中心として~」

今年はSDラットを使って、NASHに対するオリーブ葉エキスの効果を中心に検討してもらいました。ラットの数も多く、期間も 長かったので、飼育や実験は大変だったとおもいますが、よく頑張ってくれました!


更新日:2009年7月1日

三菱重工業株式会社 長崎造船所病院の健康管理センターと昨年度の学部4年生とで調査・検討した脂肪肝の臨床経過に関する 論文が Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 誌の7月号に掲載されました。男性では体重、女性では体脂肪率の コントロールが脂肪肝発症予防あるいは発症後の治療に特に重要であることを見出しました。2002年に発表した論文をベースに、 約7~8年後の脂肪肝の経過を調査したものです。センターの保健師さんや医師、本学4年生(当時)が多くの時間を費やして集計・ 分析したデータです。ありがとうございました。

Omagari K, Morikawa S, Nagaoka S, Sadakane Y, Sato M, Hamasaki M, Kato S, Masuda J, Osabe M, Kadota T, Sera K. Predictive factors for the development or regression of fatty liver in Japanese Adults. J Clin Biochem Nutr 45 (1): 56-67: 2009.


更新日:2009年4月20日

シーボルト大学8期生(現在4年生)の3人です(市村真祐子さん、浦田千里さん、炭山恭子 さん)。

卒業研究のため、昨年9月から動物実験による非アルコール性脂肪性肝障害の機序解明に向けて実験を行っています。週に1回 勉強会も始めました。日々賢くなっていく姿を頼もしくおもっています。


更新日:2009年3月11日

昨年度在籍されていた修士課程の白石恵子さんが研究していた月経前症候群女性の下腿浮腫に対するγ-トコフェロールの効果 についての論文が、Acta Medica Nagasakiensiaに掲載されました。HPLCを使って尿中のγ-CEHCを測定することによって、その 代謝過程を確認できました。

Kato S, Shiraishi K, Koshida S, Mune M, Omagari K. The effects of γ-tocopherol administration on pretibial edema in young women with premenstrual syndrome. Acta Med Nagasaki 53 (3): 59-64: 2008.


更新日:2008年12月10日

現在、みんな卒業論文の作成に全力を注いでくれています。論文のタイトルが決まりました。以下のとおりです。

●学部4年(7期生)貞包由紀子さん:「人間ドック受診者における脂肪肝発症および軽快に関する独立した予測因子の検討」

●学部4年(7期生)佐藤 美貴さん:「肝臓の脂肪沈着に対するオリーブ葉エキスの作用機序の検討」

●学部4年(7期生)浜崎みづほさん:「NASHモデルラットにおけるオリーブ葉エキスの効果~肝組織学的検討を中心として~」

3人とも順調に仕上がりつつあります。もう少しで完成です。頑張れ!!!


更新日:2008年11月12日

昨年度、皆でまとめた研究の2報目が、Digestive Disease and Sciences誌に掲載されました。SDラットに高脂肪食 を与えて肝臓の脂肪沈着の程度を検討しました。さらに、途中から普通の食餌に変更した際の肝臓の影響も検討しました。組織 学的な検討は富山大学大学院医学薬学研究部 病理診断学講座 常山幸一准教授にお願いして興味ある結果が得られました。

Omagari K, Kato S, Tsuneyama K, Inohara C, Kuroda Y, Tsukada H, Fukazawa E, Shiraishi K, Mune M. Effects of a long-term high-fat diet and switching from a high-fat to low-fat, standard diet on hepatic fat accumulation in Sprague-Dawley rats. Dig Dis Sci 53 (12): 3206-3212, 2008.


更新日:2008年6月5日

シーボルト大学7期生(現在4年生)の3人です(貞包由紀子さん、佐藤美貴さん、浜崎みづほ さん)。

学部4年生は、卒業研究のため、動物実験による非アルコール性脂肪性肝障害の機序解明に向けて、日夜実験を行って います。どんな結果が出るのでしょうか? 楽しみです!


更新日:2008年6月4日

昨年度、皆で研究してまとめた論文が、Hepatology Research誌に掲載されました。SHR/NDmcr-cpラットがNASHの動物モデ ルとして有用であることを報告しました。我が研究室から初めての掲載論文です。お読みになった方でご意見・ご感想がある 方はご連絡ください。

Kato S, Omagari K, Tsuneyama K, Fukazawa E, Tsukuda H, Inohara C, Kuroda Y, Shiraishi K, Mune M. A possible rat model for nonalcoholic steatohepatitis: histological findings in SHR/NDmcr-cp rats. Hepatol Res 38 (7): 743-744, 2008.


更新日:2007年12月11日

現在、みんな修士論文や卒業論文の作成に全力を注いでいます。論文のタイトルは以下のとおりです。

●博士前期課程2年・白石恵子さん:「γ-tocopherol による浮腫改善作用における尿中γ-CEHCの動態解析」

●学部4年・猪原千里さん:「SDラットにおける高脂肪食による肝臓の変化の検討」

●学部4年・黒田 優さん:「SDラットにおける高脂肪食による肥満関連腎症の検討」

●学部4年・佃 裕恵さん:「メタボリックシンドロームモデルラットの肝臓におけるオリーブ葉エキスの効果」

●学部4年・深澤恵理さん:「メタボリックシンドロームモデルラットにおける肝脂肪沈着とトコトリエノールの効果」


更新日:2007年9月10日

現在、前任者の宗教授の時に入室してくれた学部4年生が4名と博士前期課程2年生1名の計5名が 在籍してくれています。今回、学部3年生が3人入室してくれることになりました。

学部4年生は、動物実験による非アルコール性脂肪性肝障害の病理学的検討を、富山大学の常山先生にご指導いただきながら、 ラットを使っておこなっています。また、大学院生はビタミンE同族体の一つであるγ-トコフェロールによる浮腫改善作用 についてその代謝産物の尿中での動態解析を行っています。


結果が出ましたら、お知らせします。