ドローとペイントの違い

 

図を描くソフトには,ドロー系とペイント系があります。

ドロー系のソフトは、図形の形状に沿って描いていき、図形のデータは式で保持しています。

ペイント系のソフトは、1ドットずつ描いていき、図形のデータは点の座標として保持しています。

論文ではドロー系のソフトを使います(PowerPointも案外使えます)。

画面ではどちらも同じように見えますが,拡大したり,印刷すると大きな違いが出ます。

 

円を描いた結果

ドロー系

ペイント系

        

 

原寸

 

        

 

原寸

 

 

3倍に拡大

 

 

3倍に拡大

 

 

【ドロー系のソフト】

IllustraterPowerPointの図形描画,OpenOfficeDrawCorelDRAWCanvas など。

手近なところではPowerPointがお勧めですWordとの相性も良好で,案外使えます。

 

【ペイント系のソフト】

ペイント,PhotoshopPaintShopなど。

フリー素材から必要な部分だけを切り抜くには「ペイント」が便利です。

 
 


【練習問題】次の図を作りなさい。

(1)ロボットの図はUniboで検索してください。

 



(2)



 


(3)看護師さんと病院の建物は別のフリーイラストを使い、看護師さんの背景を透明にして重ねています。

Powerpointで図の背景を透明にするには次のように行います。

「図を選択」 → [書式]タブをクリック → [色] → 「透明色を指定」 → 透明にしたい色の上でクリック


 

(4)


 


(5)パルスオキシメーター、体温計、血圧計の図は型番で検索してください。





(6)家は「正方形/長方形」と「フリーフォーム」で作っています。インターネットの矢印も「フリーフォーム」で作っています。

 

「正方形/長方形」と「フリーフォーム」