質問の回答
・マクロで分析ツールを利用するには?
分析ツールは,アドインソフトで実現されています.VBAマクロからアドインソフトを利用するためには,最初にアドインソフトの組み込みを行う必要があります.
アドインソフトの組み込みは
AddIns.Add("ファイル名").Installed=True
で行います.
ファイル名はパス(ファイルのディスク内での格納場所)まで含めて記述する必要がありますので,Explore (Internet Explore ではありません)などで検索して探します.
下記の例ではファイル名は,ATPVBAEN.XLA になります.キーボードマクロで記録した文から見つけてください.ATPVBAEN.XLA をExplore で検索すれば,パスがわかります.
その後,Application.Run で実行するのですが,これはキーボードマクロで記録されますので,それをそのまま使ってください.次の例を参考にしてください.
(例)以下の範囲のヒストグラムを求めるVBAマクロ.
入力範囲 A1:A10
データ区間 B1:B5
出力先 C1
AddIns.Add("C:\Program Files\Microsoft Office\Office\Library\Analysis\ATPVBAEN.XLA").Installed = True
Application.Run "ATPVBAEN.XLA!Histogram", ActiveSheet.Range("A1:A10"), ActiveSheet.Range("C1"), ActiveSheet.Range("B1:B5"), False, False, False, False
Tips
・Excelのグラフで,離れた系列のデータを一つのグラフに表示したい.
Ctrl キーを押しながら,系列を選択する.
・Wordで数式を入れたい.
数式エディタで入ります.ヘルプで「数式エディタ」の使い方を参照してください.
・複雑なレイアウトのレポートを作りたい.
Wordより,PowerPointで作ってみてください.レイアウトが自由になります.