IT講習会テキスト

 

 

Windowsのフォルダ入門

 

 

 

シーボルト大学校章

 

 

 

情報メディア学科 辺見一男

 

 

 


(1)プログラム起動用のアイコンをデスクトップに作る

【例】「Wordのアイコン」をデスクトップに作る

 (a)エクスプローラを起動.(スタートメニューを右クリックし,「エクスプローラ」を選択)

 (b)Word本体のフォルダ(C:\Program Files\Microsoft Office\Office11)を選択 

 (c)Wordの本体(WINWORD.EXE)の上で右クリック

 (d)「送る」から「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択する.

 Word本体の場所とWord本体のファイル名は表3を参照.

【練習問題】

1. Excelのアイコン」をデスクトップに作る

2. 「ペイントのアイコン」をデスクトップに作る

3. 「エクスプローラのアイコン」をデスクトップに作る

4. 「メモ帳のアイコン」をデスクトップに作る

5. 「電卓のアイコン」をデスクトップに作る

6. 「デスクトップの表示アイコン」をデスクトップに作る

プログラムの場所とファイル名は表2〜表4を参照.

 

(2)スタートメニューにアプリケーションを登録する

【例】「Word」をスタートメニューに登録する

 デスクトップに作成した「Wordのアイコン」を「スタートメニューフォルダ」にコピーする.スタートメニューフォルダの場所は「C:\Documents and Settings\ログイン名\スタート メニュー」となる(表1参照).

【練習問題】

1. Excel」をスタートメニューに登録する.

2. PowerPoint」をスタートメニューに登録する.

3. 「インターネットエクスプローラ」をスタートメニューに登録する.

4. 「ネットスケープナビゲータ」をスタートメニューに登録する.

5. 「エクスプローラ」をスタートメニューに登録する.

6. 「デスクトップの表示アイコン」をスタートメニューに登録する.

プログラムの場所とファイル名は表2〜表4を参照.


(3)スタートメニューからアプリケーションを消去する

【例】「Word」をスタートメニューから消去する

 「C:\Documents and Settings\ログイン名\スタート メニュー」から「Wordアイコン」を消去する.

【練習問題】

1. Excel」をスタートメニューから消去する.

2. PowerPoint」をスタートメニューから消去する.

3. 「インターネットエクスプローラ」をスタートメニューから消去する.

4. 「ネットスケープナビゲータ」をスタートメニューから消去する.

5. 「エクスプローラ」をスタートメニューから消去する.

6. 「デスクトップの表示アイコン」をスタートメニューから消去する.

 

(4)「最近使ったファイル」や「お気に入り」を消去する

【例】「最近使ったファイル」を消去する

 「C:\Documents and Settings\ログイン名\最近使ったファイル」内の全てのファイルを消去する.

【練習問題】

1. 「お気に入り」を消去する.「お気に入り」フォルダの場所は表1を参照.

 

(5)バッチファイルでプログラムを実行する

【例】バッチファイルでWordを実行する.

(a)メモ帳を開いて次の一行を入力する.

START C:\"Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\WINWORD.EXE"

 バッチファイルからプログラムを実行させるときは,

   START 実行ファイル名

 となる.

 実行ファイル名は¥以降を””で囲んでおく.

(b)ファイル名を wordexe.bat として,デスクトップに保存する.

 バッチファイルの拡張子は必ず .bat となる.

(c) wordexe.bat アイコンをダブルクリックして実行する.

 

【練習問題】

1. バッチファイルで「Excel」を実行させる

2. バッチファイルで「パブリッシャー」を実行させる

3. バッチファイルで「メモ帳」を実行させる

4. バッチファイルで「電卓」を実行させる

5. バッチファイルで「Word」と「Excel」を同時に実行させる

6. バッチファイルで「インターネットエクスプローラ」と「ネットスケープナビゲータ」を同時に実行させる

プログラムの場所とファイル名は表2,表4を参照.

 

表1 重要なフォルダの場所

Officeアプリケーションの場所

C:\Program Files\Microsoft Office\Office11

Windwos付属アプリケーション(

メモ帳など)の場所

C:WINDOWS\system32

マイドキュメントの場所

C:\Documents and Settings\ログイン名\My Documents

デスクトップの場所

C:\Documents and Settings\ログイン名\デスクトップ

スタートメニューの場所

C:\Documents and Settings\ログイン名\スタート メニュー

最近使ったファイル

C:\Documents and Settings\ログイン名\最近使ったファイル

コマンドプロンプトでは C:\Documents and Settings\ログイン名\Recent となる

お気に入り

C:\Documents and Settings\ログイン名\お気に入り

コマンドプロンプトでは C:\Documents and Settings\ログイン名\Favorites となる

デスクトップの表示アイコンが入っているフォルダ

C:\Documents and Settings\ログイン名\Application Data\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch

IEの訪問履歴

C:\Documents and Settings\ログイン名\Local Settings\History

インターネットキャッシュ

C:\Documents and Settings\ログイン名\Local Settings\Temporary Internet Files

ごみ箱の場所

C:\RECYCLER

*「ログイン名」の所には各自のログイン名が入ります.

 

表2 インターネットエクスプローラとネットスケープナビゲータの場所と実行ファイル名

パス

実行ファイル名

C:\Program Files\Internet Explorer

iexplore.exe(インターネットエクスプローラ)

C:\Program Files\Netscape\Netscape

Netscp.exe(ネットスケープナビゲータ)

 

表3 Officeの実行ファイル名

C:\Program Files\Microsoft Office\Office11

ワード

WINWORD.EXE

エクセル

EXCEL.EXE

パワーポイント

POWERPNT.EXE

アウトルック

OUTLOOK.EXE

パブリッシャー

MSPUB.EXE

 

表4 Windows付属アプリケーションの実行ファイル名

C:\WINDOWS

エクスプローラー

EXPLORER.EXE

C:\WINDOWS\system32

メモ帳

NOTEPAD.EXE

電卓

CALC.EXE

ワードパッド

WRITE.EXE

ペイント

MSPAINT.EXE

コマンドプロンプト

CMD.EXE

パーフォーマンスモニタ

PERFMON.EXE

タスクマネージャー

TASKMGR.EXE