新潟でのクラス会

2013.6.15

私は大連で生まれて、戦後は高校まで新潟で育った。小学校3年からは新潟市内である。そのときに通学していた中学のクラス会が、4月中旬に久しぶりに開かれ、懐かしい顔と楽しい時間を過ごしてきた。友人の一人が横浜から車で行くというので便乗させてもらったが、ロングドライブであった。遅ればせながら、長崎と新潟の印象を一言。

地図を拡げて頂くと分かることであるが、基本的に関東平野を走り、国境の山をトンネルで抜けると、今度は越後平野である。長崎県内とは全く違う景色であることは容易にご想像できるであろう。道は真っ直ぐで遠くまで見える。太平洋へ注ぐ水と日本海へ旅する水の分水嶺に近くなると山の上はもちろん、平野部にもまだ雪が残っている。

新潟へ向かう高速道路
新潟へ向かう高速道路
越後平野(北方文化博物館付近)
越後平野(北方文化博物館付近)

小千谷インターで一旦高速道路を降りて、道の駅「ちぢみの里おぢや」で温泉に入り、名物の「へぎそば」に舌鼓を打つ。十日町小唄という有名な民謡があり、その一節に「雪が消えれば越路の春は、梅も桜も皆開く。わしが心の花も咲く。テモサッテモソジャナイカ、テモソジャナイカ」とある。そんな時期である。「ちぢみ」とは、名産の「明石ちぢみ」という布から来ているもので、この民謡もその布のコマーシャルソングとしてできたものらしい。

新潟市内では、桜が真っ盛り。入学式までもつだろうかとヤキモキしていた長崎よりは大分遅い。緯度にして3度分桜が北へ旅をするためには2週間くらいは必要ということだ。佐世保に戻って構内を歩くと、そろそろさつきが見頃を迎え、昨年紹介した(2012.4.7)蘇鉄の桜も、すっかり新緑の葉の衣にお色直ししている。

信濃川沿いの桜
信濃川沿いの桜
大学構内のさつき
大学構内のさつき
蘇鉄から生える桜
蘇鉄から生える桜