佐世保にいるからできること、その2

2013.07.25

 佐世保にいるからできることの2つ目は、ハウステンボス(HTB)の年間会員になることである。こちらは申し込みをして年会費を払えばいつでも「年間パスポート」なるものを手に入れることができる。HTBは「外国」です、というわけだ。HTBの出口は凝っていて「Schiphol(スキポール)」と書いてある。これはアムステルダムの空港の名前である。但し特段の出国手続きも税関も無い。

 さて問題は、イイ歳して一人でHTBに行くか、ということである。会費を払ったからには、という意識も働くので現在のところまずまずのペースである。HTBは遊園地というだけでなく、光の祭典、季節の花のショー、ガーデニング世界大会等様々なイベントがあるので、シニアが一人で行ってもそれなりに楽しめる所である。5月25日に佐世保市内の花を紹介したが、もちろん市内随一の花の名所はここHTBであろう。

 5月のバラ百万本は見事であった。実にいろいろな色の花があり、「頬がほんのりバラ色に染まる」等という言い方は訳が判らなくなってしまう。コッチを見てもバラ、アッチを見てもバラ、もうバラバラだ!ではチョット印象が良くないので、「バラまたバラ」に訂正。ホントに百万本あるか、と数え始めたが百本もいかないうちに力つきた(これはウソ)。花言葉も色によって違う。総じて言えば、愛、美、尊敬、心等々、最も多くの人に愛されている植物ということらしい。長年の品種改良で様々な色の花ができたのであろう。最近ではより積極的なバイオテクノロジー(直接的な遺伝子の改変)で青いバラも作られて人気を呼んでいる。残念ながら、これはなかった。

 6月の花はアジサイ。梅雨空と共に思い浮かべるので何となく陰気な印象で損しているのではないか。漢字で書けば「紫陽花」。「紫の太陽のような花」という意味かなと想像するが、バラ同様、花の色は多種多彩で、紫だけではない。土のpH(酸性、アルカリ性を表す数字)によっても色が変わるということだ。

 ついでに余計なことを1つ。「花」という字は、草冠に「化」と書く。「化」は、動詞として読むと「化ける」、名詞で読むと「お化け」である。「化け」では、言葉にならないので、「お」の字は「おビール」の「お」とは違う。また学問領域では「化学」がある。「生物学」や「経済学」は「学」を省略してもちゃんとした言葉になるが、「化」ではどうにもならない。要するに「化」は名詞として使う字ではなく変化する、それもチョットヤソットではなく激変することを意味することになる。お化けは言うまでもなく、化学を例にすると、石炭がナイロンストッキングに変化する、石油がペットボトルやポリエステルのシャツに変化するという類いの激変である。草が花に化けるわけではないが、「花が咲く=変化」と看做せば、これは間違いなく激変である。

 最後に蛇足!女性が日常的に行う「化粧」は、実はこのレベルの激変を意味する言葉だったのだ!殿方はご用心、ご用心。

佐世保 ばら1 佐世保 ばら2
佐世保 あじさい1 佐世保 あじさい2

ハウステンボスのバラ(上)と紫陽花(下)