熊本へ

2017.10.05

 公立大学協会には全国規模の会議の他に地区ごとの会議もある。今年の九州・沖縄地区協議会は熊本県立大学のお世話で、熊本市内で行われた。長崎県から陸路で他府県へ行くときは必ず佐賀県を通る。県境が1つの県としかないのは、全国で唯一長崎県だけだ。自慢している訳でも、悔しがっている訳でもない。全国的規模で見て、多くの都府県(道と陸続きは有り得ない、念のため)と接している都府県はどこだろうか?本州の幅が広くなっている辺りの海のない県だろうという見当はつく。答えは長野県で8県と接している。地図を見ないで、全部の県名を挙げることができますか?第2位は容易に推定される通り岐阜県、7県と接している。小さい割に多いのが埼玉県、海がある県で最も多く接しているのは福島県であり、両者とも6都県 or 6県である。

 さて、日本地理のお勉強(?)はこれくらいにして熊本市。昨年4月の震災では、熊本市内も甚大な被害があった。今年の地区協議会が学外の会場を使って行われたのも、まだ大学の中が十分に回復していない為であると考えられる。市内の目抜き通りでも、修復中と思しきビルが少なくない。
 会議は午後からだったので、少し早めに行って熊本城と水前寺公園を訪れた。熊本城は加藤清正が造ったお城であるが、敷地は広大である。秀吉に仕えながら、国元にこれだけ大きなお城を造ることができたことは驚嘆に値する。先の地震で多くの建物が損傷し、今は大きなクレーンを使って修復工事中で、周囲から仰ぎ見るだけであるが、あのクレーンの作業を人がやったのかと思って見るとある種感嘆の念が湧いて来る。また、天守閣の周りの櫓はあるものは無事で、他のものは激しく損壊している。ほんのチョットした何かの違いで運命を分けることが実感できる。

辛うじて崩壊を免れた櫓 修復工事中の天守閣遠望

 
熊本駅近くの水前寺公園は、周りのおみやげ屋さんも含めて地震の爪痕を感じさせない。美しい草木と池が印象的な公園で、茶室や能楽堂もある。造られた当時はお殿様の憩いの場であったのだろう。

   

 
前回クイズの答え:そのものズバリ「ミドリトマト」と書いてありました。