「AOTAI」を走った!

2016.01.25

 「AOTAI」を走った!と言われても、何だかチンプンカンプンの方が、ほとんどだろう。「アホたい」の間違い?青い鯛なんているのか?イエイエ全部違います。「AOTAI」は青島太平洋マラソンの事。毎年12月に宮崎で行われる人気の市民マラソン大会で、私は昨年12月13日に行われた大会に参加した。表題の「走った」という表現は、実は正確ではない。走ったり歩いたりして、ともかく制限時間内に何とかゴールできた、というのが真実に近い表現であるが、これはタイトルとして長過ぎる。簡便に言えば「finish」できた、となる。

 宮崎市は私が住んでいる佐世保市から遠い。地図上で直線を引くと200キロ強であるが、佐世保を朝8時過ぎにJRの特急で出発すると、九州新幹線、高速バスを乗り継いで、宮崎着は午後1時過ぎである。約5時間。実際には福岡空港から飛行機を利用した。これでも約3時間半。30分飛行機に乗るために2時間くらいバスに乗る。なんとなくバカバカしい、と感じつつともかく紺碧の海の宮崎に着く。同じ九州でも「はるばる来たぜ宮崎へ、山また山を飛び越えて」と口ずさみたくなる。日本では地方都市から地方都市への移動には「距離以上の」時間がかかる。鉄道も飛行機も東京行き、羽田行きが多い一極集中だ。

 さてこの青島太平洋マラソンは、私に「ここまでやれたら、フルマラソン走れます」とコーチしてくれた慶應義塾大学時代の研究室の学生お薦めのコースである。九州へ行ったら一度は走って下さい、と言われていたのがようやく実現した。アップダウンが少ないので走り易いというわけだ。確かに昨年1月に走った指宿の菜の花マラソンのコースに比べればフラットで楽だったように思う。「楽」と言ってもあくまでも相対的な話である。「青島太平洋」とは言うが、そういう感じが出るのは後半1/4程度。多くは高速道路や市街地を走る。スタートすると間もなく高速道路の片側車線を止めて宮崎市の中心部へ向かう。その中心部を走るときは、実に片側3車線の国道をすべてランナーに開放して走らせる。こんな例は少ないのではなかろうか。東国原氏が知事であったとき、大幅にコースを変えて、繁華街を走るようにしたそうだ。高校生はじめ地元の人たちが盛んに応援してくれる。その中を私は「長崎県立大学」と胸に書いたシャツで、はじめは胸を張って、後半1/3は筋肉がつりそうになって悲鳴を上げている足をだましだまし、何回も止まって筋肉伸ばしをやりながら、ともかく制限時間内にゴールしたのだった(5時間58分)。「ともかく制限時間内」というレベルでは「finisher」という誇らしさもなく、達成感もない。「今回もゴールできた」という僅かな安堵感と「何でこんなアホなことを」という気持ちも無いではない。
 因みに約10000人の参加者(エントリー)のうち70歳代は男子110名、女子13名、私の順位は78位、全体では5817位。100人中に換算するとそれぞれ63位、60位と僅かながら、70歳代での順位の方が低くなる!シニアは決して下位に固まっている訳ではなく、むしろ逆なのだ。

高速道路を走る 宮崎市中心部を走る

青島をバックに海岸を快走? ようやくたどり着いたゴール

 
前回クイズの答え:26歩。始めに2段上がって1段降りるから、1段上がる為に3歩。したがって10段上がるためには、3 x 10 = 30、 ではない。8段目まではこの計算で良い。しかし、8段目から2歩上がると10段目に達する!∴3 x 8 + 2 = 26が正解。