長崎県の秋祭り2015

2015.11.20

 昨年は「長崎県の秋祭り」(2014.11.25)として国体、障害者スポーツ大会、ハウステンボスのガーデニング、そして佐世保よさこい祭りを紹介した。今年は長崎くんちと高専のロボットコンテスト九州沖縄地区大会を紹介したい。

 「くんち」という名がつくお祭りは各地にあるが、「長崎くんち」は中でも有名である。様々な「演し物」を諏訪神社に奉納するお祭りで、毎年10月7日〜9日に開催される。今年はこのくんちに「長崎シンガポールマレーシア協会」がシンガポール大使をご招待した。本学もこの協会の会員であることから、歓迎会に参加しないかという有り難いお誘いがあり、2時間くらいいくつかの「演し物」を見物することができた。「演し物」とは、舞踊、オランダ漫才、傘鉾(かさぼこ)回し、蛇踊り、山車回し等々であり、観客も大声でかけ声をかけ、演舞する人達と一体となって会場全体が盛り上がる。山車回しは船をモチーフにした車輪付きの山車を思い切りのスピードで引っ張ったり、グルグル回したりするもので、迫力満点である。傘鉾回しは、120キロ〜150キロある傘鉾を中に入った一人の男がぐるぐる回すもので、その重量にはびっくり仰天!退場しようすると観客席から「モッテコーイ」とかけ声がかかり、回し手が交替して再び会場の中心にやってくる。

傘鉾回し

蛇踊り

山車回し

 2つ目のお祭りは(という言い方は多少語弊があるかもしれないが)高専の学生によるロボットコンテスト九州沖縄地区大会。ロボットと言っても人の形をしたものではなく、基本的には金属パイプ、モーター、可動アームを組み合わせた精密機械である。学生のアイディアと技術の結晶の手作りである。リモコンによって動き、予め会場にセットされた柱めがけてゴム製の「輪」を投げる。柱は、自陣に低いものが3本、中央に高いものが3本、そして敵陣に低いものが3本ある。自陣の3本は比較的易しいが、中央と敵陣のものは高さと距離で難度が上がる。ゴム輪の作成は、使用するゴムの材質や全体の長さは決められているが、そこからどのような大きさの輪をいくつ作るかはそれぞれのチームに任されている。大きい輪を作れば入る確率は高くなるが、数は少なくなるので、投げる際の精度の高さが要求される。ロボットの製作コンセプト、試合への作戦、輪の作り方に実に多種多様なアイディアが披露され、大変エキサイティングな試合であった。

中央がロボットの1つ、右が柱(青が自陣、左奥に敵陣の赤い柱、中央に3本見える。1番高い柱は3メートル)