台湾訪問

2015.03.15

 2月末に僅か2泊であるが台湾に行ってきた。私が所属している佐世保南ロータリークラブ(RC)の姉妹クラブである台中北區扶輪社の創立記念祝賀会に参加するのが目的で、クラブのメンバーとグループツアーで出かけた。台中は台湾の南北の真ん中辺りである。「台湾の南北の真ん中」を縮めれば「台中」で、大変分りやすい。丁度北回帰線(23.5°)が通っている位置である。長崎空港のチョット北が33°であるから10°くらい違い、気温の違いは6, 7°であろうか。台湾の玄関口である台北までは福岡から空路2時間15分、東京へ行くより若干遠いという程度である。時差が1時間ある。

 台北空港では早速思わぬハプニングがあった。台湾の人の素晴らしさを伝えるために敢えて書いておきたい。一緒に行った一人が、トイレに大事な鞄を置き忘れてしまい、昼食後に気がついた。これは大変!と現地ガイドに連絡したり警備員を探したり大騒ぎであったが、間もなく「これは、貴方のか」と無事戻ってきた。パスポートも含めて中身はそのままでことなきを得た。台湾は初めて訪問であるが、印象がグッと良くなったのは当然である。

 台北から台中へはバスもあるが、我々は「新幹線」で行った。40分くらいである。技術は日本からの輸入なので、車両の形や座席も含めて日本で新幹線に乗っている気分である。台中では夕方に歓迎会があった。こういう会で台湾の人とお酒を飲むときには要注意と聴いていた。要するに「乾杯」と一気飲みで杯を重ねるのだ。出されたお酒は赤ワインとウィスキー。ビールや紹興酒は出ない。当然ワインに徹し、普段よりスローペースを心がけて、無事ホテルに戻った。
 台湾の宴会は大変賑やかであった。サックスの演奏、カラオケ、フラダンス(お客も一緒に)と盛りだくさんである。彼らの歌声は良く響く。思うに、彼の国の人達にとって演説は日本人にとってより大切である。抑揚をつけ、大事な場面では一呼吸おいて聴衆の拍手を期待する。このような歓迎会の挨拶でも、共産党幹部の演説でもこれは同じで、その練習がカラオケに通じるのではないか。

 翌日は夜の創立記念祝賀会まで、先方クラブのお世話で近所の観光に出かけた。大変豪華なバスである。台湾の都市の、人や車の数は大陸沿岸部の大都市に比べれば少ない。日本人で、対岸の廈門でレンタカーを借りようと考える人は極めて少ないだろうが、台中なら、左ハンドルであることを気にしないなら運転できるだろう。都会には高層ビルが多いが、郊外には田園が広がる。この国では二毛作で、今年初めての田植えが終わった時期である。

 観光で訪ねた先は、美術館と小学校であった!正確には「美術館」ではなく、それを中心に地域全体が「芸術ゾーン」というに相応しい。その一端を写真で紹介するので、「芸術ゾーン」の雰囲気を想像して頂きたい。写真4は小学生の手になるオブジェである。

 その小学校の階段には、1段おきに以下の英文が書いてある。全部読むと1階から2階へ上がることができる。何年生なら読めるのか校長先生に訊くのを忘れてしまったが、ともかく小学生がきちんと読めるのである。日本でも、見習わなければいけないのではないか!

Be patient, Do your best, Now or never, Keep your promise, Just do your best, You can make a difference, Don’t be late for school, I beg your pardon, I get high grade in every subject, Have fun, Cheer up, May your dream come true.

豪華観光バス 市の中心部

郊外の田園

 

小学生の作品 ガラスに描かれた絵

屋外を飾る作品