紫陽花

2014.07.10

 今回のサッカーW杯は、残念な結果に終わった。初めの期待が大き過ぎたのか、マスコミにそんな気にさせられたのか、ともかくまた次を目指すしかない。その予選リーグの第一試合の日曜日、我々夫婦は鎌倉の長谷寺に出かけた。長谷寺は紫陽花で有名なお寺であり、花の時期に合わせて、一度は行ってみたい所である。サッカーの実況中継は朝9時から。この時間帯を狙って行けばきっと空いている、good idea! とばかり出かけた。サッカーは録画しておいてあとで見れば良い。

 ところが、なんとお寺へ行く前の「江の電」からギューギュー詰めの洗礼である。これはひょっとすると…悪い予感がする。お寺へ着くと、悪い予感は的中であることがすぐ分かった。長谷寺もなんとギューギュー詰めであった。サッカーみるより紫陽花見ましょう、という人は沢山いるのだ。

 長谷寺の紫陽花は、山の斜面に植えてある。お寺の境内から散歩道のような坂道を登り、そして当然下り、その間に花を観賞する仕掛けになっている。その散歩道を歩くために何がしかのお金を払うのは当然として、なんと整理券が発行され、1時間半くらいはお待ち下さいとのこと。私は待つことが嫌いである。20分バスを待つなら、2, 3キロは歩いてしまえ、エレベータを待つなら階段で、という方だ。一点豪華主義で信号だけはゆっくり待って渡る。これを「一点豪華主義」と言うかどうか…。しかし今日は、花を見に来たのだから、1時間だろうと2時間だろうと、何するものぞ、入場料も払ったことだしと、梅雨の時期にしてはヤケに暑い境内で日陰を求めて順番が来るのを辛抱強く待って紫陽花ロードを散策してきた。時間にして15分くらいのものである。

 それから1週間ぐらいして、ハウステンボスに用があって出かけた。年間会員なので、短時間の入場でも「割高」感はない。むしろ時間単価は下がる。関係ないことであるが、私の場合、ゴルフの1打当たりの単価が安いのと同じだ。ハウステンボスの紫陽花も今を盛りと咲いている。日が暮れて、所々のライトに照らされた紫陽花は、夏の太陽の下で見た長谷寺のものとはまた違った趣であった。鉢植えになっているのは、自然の花というより「アート」と言うべきか。

 紫陽花という花は、漢字の印象とは違って、白、ピンク、紫、青と実に多くの色の花があり、東西どちらも綺麗なものである。紫陽花に向かって「いずれがアヤメ、カキツバタ」とは失礼というものだ。しかし、「いずれが長谷寺、ハウステンボス」では何のことかまるで判らない。写真を見て頂くのが良さそうだ。

長谷寺 長谷寺の紫陽花

 

HTBの紫陽花1 HTBの紫陽花2

 

上の2枚は長谷寺、下の2枚はハウステンボス