シアトル訪問

2014.01.25

 12月の中旬にアメリカ、シアトルを訪ねた。当地からほど近いリンウッド市にあるEdmonds Community College (EdCC) と留学生の交換協定を結ぶためである。実際には協定の内容は事前に詰めてあるので、実際に行うことは協定書にサインするだけ。後は相手校の学長等幹部と今後のことや互いの大学に関して話をすることが用務となる。

 水曜の夕方成田を出て、水曜の午前にシアトルに着く。2泊して用を済ませ、金曜の午前にシアトルを出発すると、日本に着くと既に土曜の夕方。丸3日過ごして、布団の中で寝るのは2晩、時間も何時なんだかさっぱり分からない(時差は17時間)、というのが短期間でのアメリカ出張の辛いところである。「今、どこにいるのか(華僑大学訪問 2013.11.05)」の次は、「今、何時?」と、海外旅行は悩みが尽きない。但し、日本では今XX時等と考えると調子が狂うので、これは禁物である。一方、中国語や韓国語とは違い、英語であれば、曲がりなりにも相手の言うことが判ることは、私にとっては有り難い。

 シアトルは、日本の皆さんにはMLBの「マリナーズの本拠地」として最も広く知られているのかも知れない。アメリカ太平洋岸の北のはずれに位置し、カナダのバンクーバーまでは1時間半のドライブだそうだ。日本で言えば、北海道の稚内より北、宗谷海峡を渡って樺太の南と同じ緯度である。海の側だと気温は単純に緯度では判断できないが、長崎より10度以上気温が低く寒い。我々が行った3, 4日前は雪が舞っていたそうだ。

 町並みは、海岸から山の手に向かって登る坂が多く、その意味で長崎や佐世保と似ている。しかし、スロープは緩いので道は基本的にまっすぐで、その点は長崎県とは違う。一緒に行った一人はサンフランシスコに似ていると評していた。

 「シアトルはマリナーズの本拠地」には違いないのだが、マリナーズよりもっと大きくて良く知られている世界的企業が3つもある。飛行機のボーイング社、コンピュータソフトのマイクロソフト社、そしてお馴染みコーヒーのスターバックスである。「何故一カ所に集中しているのか不思議だ、理由を探ってきて欲しい」と、友人に頼まれていたのでEdCCの学長や副学長との歓談の際に訊ねてみたが、ハッキリした答えは分からなかった(or キチンと全部聞き取れなかったのかも)。シアトルの人は進取の精神が旺盛なのかも、ボーイングが起業したのは第1次世界大戦の直後で、石油が高騰していた時期だが、その頃のシアトルは比較的条件が良かったのかも、という程度であった。

 ボーイング社やマイクロソフト社はいきなり行って入れる筈もないが、スタバの1号店ではもちろんコーヒーが飲める。列をつくって飲んで特別な味かと言えば、そうとは言い難い。「1号店のコーヒーだア!」と思ってみても、私は「別に」という感想しか持たない面白くない部類の人間である。これを美味しく味わえると人生もっと豊かになるのにネ、とは思うのだが。

 

調印式 魚市場
調印式 魚市場
     
スターバックス1号店 クリスマスツリー
スターバックス1号店 クリスマスツリー