県下一周駅伝大会

2012.02.17

今日から3日間は、長崎県が駅伝競走で盛り上がる期間である。寒気団の襲来ということで、気温は下がってきている。県民の意気で跳ね返せるか!

長崎県の地形は複雑で、県の地図をすらすら描くことは、なかなか難しい。本学の先生が、新入生に長崎県の地図を描ける学生は少ない、と嘆いておられたが、無理も無い。学長も描けないのか、と怒られそうなので必死で練習したが、もしかしたら日本一難しいのではなかろうか。関東に住んでいる人では、壱岐や対馬が長崎県の市であると知っている人は少数派であろう。私が育った新潟県なら、太めの三日月でも描いて、佐渡を入れておけば、間違いなくそれとわかる。

さて、県下一周駅伝大会、この難解な形の県内を走るのであるから、ルートも複雑である。126.4km、149.6km、232.5km、合計407.5kmを3日に分けて、総勢40人の選手でタスキを繋ぐ。有名な箱根駅伝の2倍の距離を、4倍の人数でリレーすることになる。2区間は小学生の男子、女子と決められていて、最短の1.5km。他には、3km06kmの区間も数カ所あるが、だいたいは10km前後である。長崎県を11の地区に分けての対抗戦で、地元の新聞の予想によると、長崎市がV3を狙う布陣とある。各チームともそれぞれの目標があるようだ。

これだけ長いコースであると、ゴールする頃には先頭と最後尾は1,2時間の差がつくであろうから、走る方も見る方も盛り上がりに欠けるし、交通規制も大変だ。そこは、とても賢い方法がとられている。全体を10+2の区間に分け、最下位の選手が到着してしばらくして、次の走者が一斉にスタートする仕組みになっている。「+2」は、小学生の区間である。彼らは前の選手が来るのを迎えてしばらくしたら、一斉にスタートして、走り終えたら次の選手を見送ることになる。これなら、どの区間でも「抜きつ抜かれつ」になる。

このレースに、本学の学生3名が出場した。経済学部陸上競技部の学生で、それぞれ出身地である、諫早、佐世保、五島チームのメンバーである。監督の配慮からか、そのうち2名が本学の前の国道を走るというので、大勢の教職員が正門前で、のぼりを立てて応援した。上で述べた「再スタート」の1区のメンバーでスタート地点から8km位の所であるから、差は小さく、全選手の通過に5分もかからない。後期の期末試験が終わって日も浅いのに、学生2人とも上位組でサアーと通過していった。大会に備えて、にわか勉強で体調を崩さないようにキチンと両方準備してきたのなら、文武両道の学生のお手本である。